正しいリリース方法とは?
驪魚をできるだけ水から上げないこと
魚はエラを通して水中の酸素を取り入れて呼吸しています。つまり、水中でしか呼吸できません。あなたが、100mをダッシュ(魚がファイトしている状態に相当)した直後にいきなり口と鼻をふさがれたら、どうなるでしょう?平気なのは、せいぜい10秒くらいでないでしょうか?
魚も同じです。針をはずす為や写真を取るために20秒も(場合によっては1分も)水から出された魚はダメージが大きく、間違いなく数日後にはあの世行きです。
麗魚にできるだけ触れないこと
これには二つの理由があります。まず、鱒は雑菌や寄生虫から自分の体を保護するために皮膚に薄い蛋白質の膜(ぬめり)を作ります。魚に乾いた手やタオル(濡れててもだめ)等の布で触ったりするとその膜が剥がれてしまい、抵抗力が弱くなって死んでしまいます。
また、もう一つは人間との体温の違いからくる火傷です。魚は体温が人間よりはるかに低いため、乾いた温かい手で触ってしまうと火傷をしてしまいます。魚の体温は水温と同じです。手の温度とは10〜20℃程(場合によってはそれ以上)の差があります。
あなたは体温より10〜20℃程も熱い風呂に入れますか?せいぜい6〜7℃高い[42〜43℃]がいいところでしょう。
撮影などでやむをえず魚に触る前には必ず水に手をつけて冷やしましょう。
え!?水が冷たいですって!?それくらいは我慢してください。体表にダメージを受けた固体は、弱っていく過程で雑菌等の媒体となり、池全体を汚染してしまうのです。
また、フォーセップ・ペンチなどを使うと魚に触れずにリリースする事もできます。最近リリース用の便利なツールも各社から発売されてきましたのでショップ等で手に取ってみてください。
黎バーブレスフックを使う
シングルバーブレスフックを使用することにより、短時間でリリース出来ます。 また返しつきの針やトリプルフックに比べ、魚のダメージも減ります。中には、「フッキングが悪くなったり、バラシが増えるのでは?」と考えておられる方も居られるようですが、まったくの逆でフッキングはよくなります。
バラシの原因は大きく分けて、「フックの未貫通」と「身切れ」です。
まず、貫通性が大幅によくなるのでバラシが減ります。小さな力でフッキングするので、身切れによるバラシが減ります。
適正な(魚の口に入る)サイズのルアー、フライを使用することで、さらにフッキングがよくなり、バラシも減るのです。
もちろん、これにはラインに適正なテンションがかかっている事が前提です。ロッドワークもポイントになりますね。
力ゴムネットを使用される際のご注意
最近、魚へのダメージが少ないといわれるゴム製のネットが普及してきましたね。とてもいい事だと思います。
しかしながら、ゴムネットをお持ちのあなた!ランディングする前はネットをどこに置いていますか? 通常は地面に置いている方がほとんどだと思います。でも、本当にそこでいいのでしょうか?
ランディングの前に日なたに置いてあった乾いたネットを使おうものなら、体温の低いマスはネット型の火傷を負う羽目になってしまいます。これでは本末転倒です…
ゴムネットを使用する際は、必ず水に濡らしてなるべく水温と同じ温度にしてからにしましょう。 あらかじめネットの部分だけ水に入れておくのもいいですね。
せっかくの素晴らしい道具ですので、正しく使って魚にやさしいアングラーであるよう心掛けてくださいね。
秊正しいキャッチ&リリースのすすめ
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情報提供:管理釣り場.com