管理釣り場ドットコム 管理釣り場辞典

初心者に分かり易く渓流タイプの釣り場を説明します。

◆渓流タイプの釣り場で釣ろう!

■渓流タイプの特徴

 渓流タイプの釣り場の特徴は止水タイプの管理釣り場に比べ底のストラクチャーが多く、流れも強い事が挙げられます。しかし、逆に魚のいるポイントを特定し易いのでどちらかというとポンドタイプの釣り場より釣りは簡単です。基本的に、魚は頭を上流に向けて泳いでいる事をイメージして、流れの中や脇にある石や窪みの中に潜んでいる事を覚えておけば釣果は断然変わります。
 渓流タイプの釣り場は、魚にとっては隠れる場所が豊富だったり、水棲昆虫の捕食が容易であったりと、生存しやすい環境なので魚の活性が比較的安定しています。特に夏場は平地の止水釣り場はまったく活性が上がりませんが、流水釣り場は水量が多いので活性が下がらないのは特筆すべき所です。冬場は禁漁の関係から閉鎖する釣り場もあるので釣行前にチェックしたほうがいいでしょう。

■攻略ポイントと釣り方。

あまり水際に立つと魚から丸見えになりますので注意!


魚は上流を向いている事を覚えておこう

空いていて十分なスペースがあるときは縦方向にも投げてみよう。

<ルアー編>
@白アワが立つ所…ミノーを使って縦に引いてみましょう。魚は波に隠れて見えませんが魚のつきやすいポイントです。根がかりには注意しましょう。

A流れの強い所…流れが強いところはルアー思い通りに動かしずらいところですが、逆に思いがけないルアーアクションがおこるところでもあります。上級者になると流れを計算してルアーを動かすこともあります。アタリがないときはここを通して見ましょう。慣れてきたら少し上流に向けてキャスティングして、流れを計算しながら自分の思ったポイントにルアーが通るようコントロール(ドリフト)する練習をしてみましょう。

B流れの境や先端…魚は流れの中に隠れて、流れの緩やかな所で捕食することが多いようです。

Cタテ方向
流れのすじを水流に邪魔されずに通せるので楽な位置取りです。スプーンの場合、立ち位置や水流の流れを受けて思っているより浮かされます。3g以上のやや重めの物を使いましょう。


遠くに投げることよりも、流したいすじにコントロールして流そう。
<フライ・ウェット編>
流れにそって流すのが基本です。最初はマラブーというウェット系のフライと浮力のあるインジケーター(目印)を使ってフライフィッシングに慣れるのがいいでしょう。渓流はそれほど遠する必要がないので、まずは狙った所に打ち込み、狙ったポイントに流す練習をしましょう。釣れなければ流すラインを変えたり、色を変えてみたりしましょう。フライマーカーから下は最初のうちは短いほうが根がかりやライントラブルが少なく済みます。

ねらうポイントは
@大きな岩陰脇の流れ A流れが早いところとゆるいところの境目です。

■状況による攻略法

状況
セオリー
冬〜春先
雪解け水が入る釣り場だと、水温が上昇しにくいので魚の活性が上がらない事もあります。朝よりも、午後になって水温が上がってきたほうが良い場合が多い。日向と日陰で比べるなら日向のほうが良いでしょう。また、一気に気温が下がったりするとしばらくの間はまったく捕食を行わない事もありますので注意しましょう。
春〜初夏
水温も安定してきて釣りには良い気候です。オーソドックスに朝夕、岩陰、流れのすじを狙いましょう。
真夏
渓流魚は上のほうを意識してきますが、あまりに暑いと魚も日中は岩陰に隠れてしまいます。状況を見ながら選択していきましょう。朝夕は最もいい時間です。
水温も安定して釣りには良い時期です。オーソドックスに狙いましょう。
雨が降ると水面が叩かれて魚から人間が見えずらくなりますので、どちらかというと良い状況です。天候の変化で魚の層が変化する事がありますので、今まで良かった層が釣れなくなったりもします。
雪の降り始めは非常に良い状況です。魚は表層を意識しますので表層向けの小さめのルアーやフライが良いでしょう。ただ、水温が下がってくると底のほうに沈んでしまい、捕食をやめてしまいます。

■その他に注意することはありますか?

 ルアー・フライともに流れに流されますので、隣の人とのライントラブルに注意しましょう。







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