エリアトーナメント2020第14戦アングラーズベース赤城山KING OF SPOONISTは中里元紀選手が優勝【大会結果】

アングラーズベース赤城山 2020

 10月11日(日)群馬県前橋市、アングラーズベース赤城山で行なわれたエリアトーナメント2020第14戦の大会の様子をまとめています。中里元紀選手が優勝しました。2位は塩野充選手、3位は横堀正夫選手でした。

大会後記

  • 優勝:中里元紀

  • 2位:塩野充

  • 3位:横堀正夫

  • 表彰台

  • 大会の様子

大会データ

大会写真 外部リンク・GOOGLE PHOTO
当日の天気 外部リンク・気象庁

優勝者インタビュー

決勝戦の様子

WINNING TACKLE

TACKLE-01
【ROD】 Black Panda ML_ProtoType (Panda Works)
【REEL】16Vanquish C2000S(SHIMANO)
【LINE】MASTER LIMITED Nylon0.5(3Lb) (VARIVAS)
【LURE】Banna 1.7g (Newdrawer)
TACKLE-02
【ROD】Black Panda ML_ProtoType (Panda Works)
【REEL】16Vanquish C2000S(SHIMANO)
【LINE】Ester0.3 (VARIVAS)
【LURE】Hunt 0.9g (Newdrawer)

大会観戦記

 朝の気温は15℃。天候は曇り。若干濁りは入ってはいるものの池は藻系のステイン色。前日の台風通過で10月にしては蒸し暑さはあったものの、前日の雨でほどよく水も入れ替わり釣りにはベストコンディション。予選は5人1組総当たり戦。10回戦の勝ち点を競う。今回はスプーン縛りルールで行われた。

 予選は1,3,5,7,9回開始前に放流が入り「色は落としてもセカンド色まで」活性の高いのハイテンションな手返し勝負。前半10分、後半10分の間に20vs20の決着となる釣り座が出るなど釣果が出る予選となった。今回放流された魚のサイズは20、35、50cmと型が不揃いだったものの、いずれのサイズも活性が高くフックのセッティングは#5~#7で対応できた。予選6回戦の頃に小雨を伴う雲が通過すると、その後の予選7回戦からは台風一過の足の速い雲の通り道となり、小刻みに晴れたり曇ったりという状況に変化する。するとそれまで着水直後一辺倒だった釣りから魚の浮き沈みにあわせてのレンジを探っていく釣りとなった。この日の予選は「前半は手返し勝負」、「後半は状況に合わせたレンジセレクト」といった各選手のスプーン技術が問われた。

 決勝トーナメントは各エリア上位2名、計18人が進出。準々決勝18→9、準決勝9→3、決勝は3名で行われた。決勝トーナメントは放流こそなかったものの予選の大量放流の余韻が残り、引き続き活性が高い状況が続いた。準準決勝では台風一過の厚い雲がかかってローライト環境になると鱒玉が発生するなど活性も上々。しかし準決勝頃には雲が過ぎ去ると、今度は一変して秋晴れに。魚のレンジも下がって、この時間からはアンダー1gのサード色なども視野に入ってくる状況となる。
 決勝戦はその流れを引き継ぎアンダー1gから試していく展開となった。決勝戦第1ローテでは3者とも差がなかったが、第2ローテからは中里選手が放流魚の残り狙いで一回ボトムまで落としてから巻きあげていく釣りで徐々に差を広げていく展開となる。その後も安定した釣果をあげた中里選手が地元で初優勝を手にした。

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