エリアトーナメント

エリアトーナメントとは?

 エリアトーナメント(Area Tournament)は管理釣り場ドットコムが主催する日本国内のトラウト(虹鱒)を対象としたルアーフィッシングの大会です。2003年にプレ大会としてルアートーナメント(Lure Tournament,全8戦)を行い、2004年から正式スタートしました。

大会の概要

大会運営

 1月1日~12月31日までに行われる各地方の大会の順位にポイントを割り振りそのポイントを争う(12月はマスターズ大会)。年間ポイントを多く獲得した選手が年間チャンピオンとなる。有効となるのは最大5戦分(2020年からは3戦分)。大きな大会で勝つとポイントも高くなるようポイントが傾斜されている。

マスターズ戦

 各大会優勝者と、ポイント上位者によって争われる年末に行われる大会。MAsters of Area Mastersの称号を得る。

初期の活動

当時の管理釣り場が抱えていた問題点

 大会スタート当時、日本のトラウト管理釣り場はいくつかの課題を抱えていました。
● トラウトの専用品がまだ少なく、ブラックバス向けのトリプル、バーブ付きフックがいぜんとして当たり前に使われていた
● 釣り場のルールやマナーが地域ごとに違っていた

 当時キャッチアンドリリースが注目されだし、釣った魚を池に戻し「漁としての釣りではなく、魚との駆け引きの楽しさを追求する釣り」のスタイルがはじまっていました。しかしまだ用品も釣り人のリリース技術も未熟でリリースされた魚の再生率も悪い状態でした。
 そこで大会を通じて多くのアングラーの交流をはかり参加選手の意見を取り入れながら、安全性の高いシングル&バーブレスフック(single & barbless hook、返しのない一本針)の普及とローカルルールの共通化をはかり、トラウトフィッシングはより一層円熟したスポーツフィッシングへと進化していきました。今日のトラウト管理釣り場のスタンダードルールはこうした流れの中で徐々に形成されていき、エリアトーナメントのルールドットコムルールとも呼ばれ各地域のローカル大会でも採用されています。
 また用品の面でもトーナメントシーンを通して、扱い易い軽量なラバーネットや、より素早くリリース出来るイージーリリーサーの改良などが行われていきました。

初期に行われていた事

 初期の頃は予選途中放流の後、参加者の一体感をだすために余興でサッカーアリーナで行うようなビッグウェーブを行っていた。(東日本震災をきっかけに行わなくなった。)また前夜祭などを行い積極的に日本国内の各地域の交流と意見交換をはかった。

1vs1の個人競技の時代へ

グループマッチからの転換

 大会初期はグループ内の予選上位者が決勝戦に上がるグループマッチ方式(または東山湖のトータル方式)が主流でしたが、時代の流れでより競技性の高い1vs1のマンツーマンマッチが求められるようになり、現在はグループマッチ、マンツーマンマッチ(対戦方式)が半々程度に行われています。

チャレンジカップ

 競技性の向上とともに全く新しく始める選手との技術差が大きくなる問題が新たに生じました。そこで競技経験の浅いアングラーのための「チャレンジカップ」を行い、ステップを踏みながらステージアップしていく仕組みを作りました。チャレンジカップを経て、著名な大会で優勝するアングラーも誕生しています。

運営

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