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　つい４，５日前までは沼田地域は31℃と厳しい暑さが続いていたものの、大会当日の朝は最低気温9.2℃とこの秋もっとも寒い朝。前々日の雨も含めてこの急激な状況の変化が釣果にどう影響が出るか心配される中、大会ははじまった。第１ローテは釣り始めはまずまず好調も、日なたのＡＢエリアは比較的続くものの、日蔭となったＣエリアスタートはやや消沈気味。冬型の釣れ始めとなった。その傾向は第２、３ローテも引き継いだのか釣果はややボトム中心に伸びていたようだった。
　 日が高く昇った途中放流後の第４ローテは、逆にＣエリア中心に釣果が伸びた。第６ローテの頃になると南側（アウト側）からの風が出てきて、水面がザラつき釣りやすい状況となると、遅い時間帯の割にはポツポツと数が出る展開となった。
　決勝は、予選Ａエリア、Ｃエリアをそれぞれ拡大して使用。この時間帯の気温は21℃と過ごし易い温度。適度に風もあり決勝放流なしの割には、あちこちで竿が曲がる展開となった。そんな中、予選は２位で、比較的有利なスミを取れなかったもののトップ、中層、ボトムと数を伸ばした福田さんが唯一の２ケタを釣りあげ、５度目の優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ：2010年9月26日・沼田付近の気象]

・優勝した福田和範さんは10年キングフィッシャー大会に続き、通算5度目の優勝。また出場機会連続優勝。（2度目の達成者は初）
・優勝した福田和範さんは出場機会3連続表彰台を達成。 （大会史上6人目）
・２位の沢井美和さんは大会史上４人目の女性表彰台達成。