●谷口…
そうそう、ロッドは軽く握って、
中指と薬指の間にリースのハンドルを挟みます。
フリーになっている人差し指にラインをかけてベールを起こします。
ここで指にルアーの重さがかかりますが、分かりますか?
ロッドの先を軽く振ってみると分かりやすいかな。
●鮎美…
あっ、分かります分かります。
●谷口…
軽いものですけど、ロッドは垂直に振りかぶって投げたい方へまっすぐ振り下ろす・・思いきり力を入れる必要はありません。途中で人差し指を放して、ロッドのしなりを利用してルアーを前に飛ばします。
ちょっとやってみてください。
|
(スポーツが得意の鮎美ちゃん、はじめからルアーを前に飛ばすことに成功!)
|
●谷口…
おお〜。はじめにしては上出来です。何度かやってみればすぐコツをつかんじゃいそうだね。
●鮎美…
ありがとうございます^^ハンドルを回すスピードは・・これくらいかな? あっ!今食いついた!
●谷口…
おっ、一投目からとはなかなか状況はいいかも。ハンドルを巻くスピードは状況によって変わりますけど、だいたい一秒に一回転かそれより少し遅いくらいくらいです。竿先をなるべく動かさないようにして、一定のスピードで回すことを心がけてくださいね。
魚がかかったらハンドルが重くなりますので、その時はハンドルをくるくるっと1〜2回転ほど早く巻いてみてください。針がかかっていれば竿が曲がって自動的にフッキングしてくれます。
●鮎美…
はい。ではもう一度やってみます。・・・あっ!今度はかかった!
●谷口…
おっ、早いなあ〜。焦らないでそのままリールを巻き続けてください。 あまり寄せるのが早すぎると魚がびっくりしてバレちゃう事があるからね。
●鮎美…
はい!うわあ、ほんとに釣れたぁ〜〜^^
●谷口…
やったねえ〜。それじゃ魚が足元に寄ってきたら、陸に上げないようにネットインしましょう。
|
谷口さんがネットを差し出し、無事ランディングに成功!初めてのトラウトに鮎美ちゃん大喜び。谷口さんもほっとした様子。 |
|