
真夏の祭典、エリアトーナメント2026第18戦群馬フィッシングセンター中之沢大会は恒例の暑さとの戦いになりました。優勝は北沢拓也選手、2位は出山なお選手、3位は齋藤篤史選手でした。
表彰台
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入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[27]北沢拓也選手のタックル Kitazawa Takuya
【ロッド】ラプラスD60UL白兎(アンデッドファクトリー)
【リール】19ヴァンキッシュC2000S(シマノ)
【ライン】D-PET0.3(X-BRAID)リーダー:フロロ0.5号
【ルアー】ワウ33F(ラッキークラフト)フック:(F)ST#10(R)ST#9COLOR:ヒビシード
ワウ33F(ヒビシード)で釣りきるつもりでした。滝の横に入った第1ローテは表層狙いで5匹を取り、第2ローテは中層狙いで1匹追加、第3ローテは再び表層狙いで1匹追加しました。
2位[4]出山なお選手のタックル Ideyama Nao
【ロッド】999.9ホワイトウルフ 606le(ロデオクラフト)
【リール】18イグジスト2000S(ダイワ)
【ライン】ES2 0.2(バリバス)リーダー:フロロ
【ルアー】キッド0.6g(ディープパラドックス)フック:AG#12COLOR:コバのおやつ
狙っていたカドに最初に入る事ができました。予想通り良い反応が残っておりキッドで4匹取れました。
3位[31]齋藤篤史選手のタックル Saitou Atsushi
【ロッド】キメラ 603L-e(ロデオクラフト)
【リール】18イグジストLT2000P(ダイワ)
【ライン】RCマイスターエステル(ロデオクラフト)リーダー:フロロ0.3号
【ルアー】ちびパニクラSR(ティモン)
他
【ルアー】スティルT2(スミス)
入場順が後ろの方でした。最終ローテまでガマン。ラストで挽回するつもりでした。
決勝中は「さかさにょろ」を使い、表層平行巻き、中層平行巻きをしました。
外山義洋選手:
第1ローテは「スマッシュ」、第2ローテからは「さかさにょろ」を軸に「スティルT2」、「ドリフトスピン」などを差していきました。
藁谷仁崇選手:
第1ローテは「ブリブリミノーHFラトル」と「ワウ37HF」。第2ローテからマイクロスプーンをローテーション。
予選

朝の気温27度。天候は晴れ。無風。水温18度、池色は普段より少し濁った笹濁り。赤城山を背に夏雲が立ち上る中、予選がはじまりました。予選は5人一組総当たり戦で行われました。
予選1回戦は放流回。この時間は太陽が周囲の林に遮られて、池がまだ暗い時間。開始直後から次々と竿が曲がり放流色スプーンが活躍する時間。特に日陰の流れ込みの釣座[A]では21-19というハイスコアが飛び出すなど、時間中最後まで釣れ続きました。一方で朝日が照り付ける釣座[H]~[K]は開始こそは良かったものの、後半は一匹を引き出していく釣りにシフトしていきました。
予選2回戦になると上空を夏雲が覆い、状況はローライトに変化していきます。この時間からは暗くなった事で上めが意識される展開になり、マイクロスプーン、表層系クランクなどが活躍する時間となりました。
予選4回戦開始前に釣座ローテーションと途中放流を行いました。放流効果もあってこの時間は手返しを競う展開になりました。予選5回戦もこの勢いは続き、マイクロスプーン、ミノー、表層~中層のクランクが活躍する時間となりました。しかし6回戦になると活性は一気にトーンダウンし、厳しい時間になりました。
予選7回戦スタート前に、2度目の釣座ローテーションと途中放流を行いました。前半は放流効果で活気づきましたが、後半からは1匹を引き出していく釣りに変化しました。
予選9回戦頃からは上空の雲が取れて夏の灼熱の日差しが降り注ぐ状況に変化。気温、表層水温ともに上昇しだします。それでも3回の放流があった事で表層~中層付近に反応が増えて、厳しいコンディションながらもなんとか魚にクチを使わせる程度の活性は残りました。
予選全体としては放流回で数を伸ばし、放流回以外は1匹を引き出す釣りという、釣果にメリハリが効いた予選となりました。この日はストックポンドとメインポンドの水温差が4~5度あったため、廣瀬氏のアドバイスを参考に、放流後、少し長めに時間を取った事が好釣果に繋がった印象です。①放流、②活性が一段落ちた時間帯、③タフコン時の引き出し、といった技術が問われる予選となりました。
予選は気温30度前後の夏日ではあったものの適度に雲がかかった事で、2回戦から8回戦頃までローライト。また適度に濁りが入っていた事で気温、水温ともに大きな上昇はありませんでした。各選手とも上めを意識して釣っていました。また水温が上昇しだしてからも上の反応が残っていました。
今回よく釣れた時間は予選1回戦、4回戦、7回戦の放流回。特に日射が低い時間帯の予選1回戦はしっかりと釣果に貢献しました。逆に一番釣れなかった時間は6回戦でした。今回は4人グループが4か所あり、4人グループは3回、6回戦が休憩になってしまう事でスコアが伸びなかったという見方も出来ますが、9回戦以降、池の周囲に多くの人を立たせた方が平均釣果が上回った点を見ると、岸に寄った魚を池の中央に追いやった方が釣果が伸びる池なのかもしれません。
また予選中、一番よく釣れたのは流れ込みの[A]釣座でした。次いで入口駐車場側から2つ目[F]釣座が常に平均以上で安定して釣れていました。一方で今回の予選では[D]釣座にあたるポンド中央の岩回りの岩陰が今一つ機能しませんでした。廣瀬氏によるとクリアな状況なら魚は岩陰に付くが、今日みたいに少し濁ると岩に魚がつかない事が多いとのことです。
また例年比較的低水温が期待されるボトムレンジ帯ですが、今回は全ての釣座でボトムレンジがあまり釣果に繋がらなかったという声が寄せられる結果になりました。
決勝トーナメント
決勝トーナメントは予選各組上位2名、計22名が進出しました。準々決勝、準決勝1vs1を経て決勝戦は6名で行いました。決勝戦は予選A~Gの釣座を使用。この時間は気温36度、ポンドの水温は19.5度まで上昇しました。
決勝第1ローテはローライトスタート。各選手とも勝ち上がりの段階で手ごたえを掴んでいた表層から中層のレンジ帯から探りはじめます。開始20秒でイン側端に入った北沢選手が「ワウ33F」でファーストヒット、すぐに隣の藁谷選手も「ブリブリミノー」で掛けて1本目。開始1分半で今度はアウト寄りの本木選手は「さかさにょろ」、出山選手は「キッド06」で1本目を出し序盤から試合は動きだします。
序盤からアタリが続いたのはイン側に入った北沢選手。予選から手ごたえが良かった「ワウ33F」ヒビシードで連続2匹を追加して先行する展開に。しかし決勝入場一番目を引き、狙いのアウト側カドを確保した出山選手もすぐに「キッド」で1本を追加して北沢選手に離されないよう、釣り進めていきます。
5分を過ぎてからは中央釣座の外山選手が1匹目。続いて両カドの出山選手、北沢選手も追加してスコアを共に4まで伸ばしていきます。残り1分を切ってからは北沢選手、さらに終了間際に齋藤選手が岩陰から掛けてランディングに成功して第2ローテへ。
決勝第2ローテは釣り座ローテの後に開始。アウト端に移動してきた藁谷選手は初手から「キッド」でヒットに持ち込みましたが、これは惜しくもラインブレイク。隣の北沢選手はこの時間も「ワウ33F」のキメ打ちでこの時間1匹目を追加。さらに今回イン寄りに入った齋藤選手は「ちびパニ」、中央の岩前に入った本木選手は「さかさにょろ」でそれぞれ追加し、ここまではテンポ良く釣り進めていきます。
しかし開始3分。この頃から厚い夏雲が途切れだして上空は青空に。ステージは暑い夏の日差しの下での釣りへと変化していきます。天候の変化によって魚のレンジが変化したのか、池の反応がなかなか返ってこない時間が続きます。
今回、夏の厳しい状況を踏まえて釣り座幅を通常より広く取って各選手ともコース、レンジ変化に工夫を試しましたが反応が返ってこない時間が続きます。外山選手が「さかさにょろ」で1本を追加して、北沢選手が6本でトップのままで試合は第3ローテへ進みます。
決勝第3ローテは釣り座ローテの後に開始。移動時間中に上空では再び夏の重厚な雲がかかってローライトに変化。第2ローテの厳しさが嘘だったかのように、開始直後から齋藤選手、外山選手が表層でヒットを出して、それぞれスコアを3まで伸ばしていきます。
さらに開始2分半には北沢選手は「ワウ33F」でスコアを7まで伸ばすと、藁谷選手もこの時間は気持ちを切り替えて「キッド」で2匹を追加して上位を伺います。最終ローテでアウト側カドに入り、逆転プランで臨んだ齋藤選手もしっかり表層「ちびパニ」で1匹をとらえて3位浮上。逆転を目指します。
しかしその後は再び上空は雲の切れ目。陽が差したり、陰ったりと中途半端な環境に。各選手ともにアタリが出せずにもどかしい中で時間だけが過ぎていきます。結果、序盤から「ワウ33F」ヒビシードで安定した釣果を出した北沢選手が2匹差で勝利、エリアトーナメント初優勝を手にしました。






