
エリアトーナメント2026第21戦白州トラウトエリア・シルフ大会はローライトの中で行われました。優勝は山下晃平選手、2位は花森麟太朗選手、3位は向井一真選手、茂木健選手でした。
表彰台
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入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[1]山下晃平選手のタックル Yamashita Kouhei
【ロッド】アナザーTコネクション AT3-S60UL-E(ティモン)
【リール】エアリティST SF2000SS-P(ダイワ)ジャッカルワークスカスタムハンドル40mm
【ライン】S-PET0.3号(XBRAID)[リーダー]フロロ0.5号
【ルアー】リクーゼ1.0g(ティモン)[カラー]枯れ金[フック]AG#8
【他】
【ルアー】リクーゼ1.7g(ティモン)[カラー] ゲンコツヤジーマイト[フック]MK#6(放流狙い)
【ルアー】ドーナ2.0g(アングラーズシステム)[フック]MK#6(放流狙い)
【ルアー】ワウ37F(ラッキークラフト)
【ルアー】マイクロパニクラMR-F(ティモン)
決勝第1ローテは最初放流残存鱒がいると思い、ドーナ2.0gから入りました。1本取った後はリクーゼ1.7gで2~3匹取り、1.0gへ落として、ラインスラックを出しながらフワフワと巻いてくるとアタリがかなり出ました。第2ローテは思ったほど放流は残っておらずリクーゼ1.0gから0.6gに落とし、後半はクランクで表層の居つき鱒狙いにシフトしました。
2位[7]花森麟太朗選手のタックル Hanamori Rintarou
【ロッド】ホワイトウルフ62UL-e(ロデオクラフト)
【リール】23エアリティSTLT SF2000S-P(ダイワ)
【ライン】D-PETエリア0.3号(XBRAID)[リーダー]フロロ0.5号
【ルアー】マイクロパニクラMR(ティモン)[カラー]タッキーゴーストブラウン[フック]佐野針#9
【他】
【ルアー】ドーナ2.0g(アングラーズシステム)[カラー]FS01[フック]AG+#6
第1ローテは残存鱒狙いでドーナ2.0g、ノア1.5g22松本カラー。その後はマイクロパニクラMRでレンジを変えながら居る場所を探しました。第2ローテはティップを水中に入れて巻き下げ。後半は鱒が浮いてきた感じだったのでティップを上げて巻き下げました。
3位[5]向井一真選手のタックル Mukai Kazuma
【ロッド】ホワイトウルフ62MLS(ロデオクラフト)
【リール】23ヴァンキッシュ(シマノ)
【ライン】S-PET0.35号(XBRAID)[リーダー]フロロ0.6号
【ルアー】ワウ37F(ラッキークラフト)
【他】
【ルアー】ミディアムクラピー(ラッキークラフト)
【ルアー】タイソン1.3g(ディープパラドックス)
【ルアー】ファットモカJr.(ロデオクラフト)
第1ローテは残存鱒狙いでタイソン1.3gスタート。その後はワウ37Fで食い上げ狙い。第2ローテも同じローテ。
3位[12]茂木健選手のタックル Motegi Takeshi
【ロッド】キメラ603L-e(ロデオクラフト)
【リール】23エアリティC2000S(ダイワ)
【ライン】S-PET0.3号(XBRAID)[リーダー]フロロ0.4号
【ルアー】タイソン1.6g(ディープパラドックス)[カラー]ラッシュボール[フック]MKS#7
【他】
【ルアー】キッドダディ1.2g(ディープパラドックス)[フック]AG#9
ボトムを丁寧に巻いていく事を意識しました。最初はタイソン1.6gを使い、途中からから1.3gに落としました。第2ローテはキッドダディ1.2gで同じようにボトムを地形に這わせてトレースしていきました。
予選

気温20度。天候は曇り。無風。水温17.5度、池色は白が混じったステイン。駒ヶ岳に連なる山々は雲に隠れ、しっとりとした重い空気を感じる湿度の高い朝。予選は3人一組総当たり戦で行われました。
予選1回戦は放流回。この時間は上空に暗い雲がかかりローライト環境。開始直後はポツポツとヒットコールが掛かる程度。しかし魚がルアーを見つけて活気づくと次々と竿が曲がりだし、放流色スプーンが活躍する時間に。この日の放流は中鱒クラスが多く、2グラム台スプーンでしっかりと取っていく展開となりました。特に中央の釣座[D]では19-13というハイスコアになるなど、この時間は釣れ続きました。
続く2回戦から池は徐々に活性を落としながら釣り進めていく状況に変化していきました。1グラム前後のセカンド色やマイクロスプーンを中心にレンジを探っていく展開。3回戦頃になると雲が途切れて天候は晴れに変化。池に日が射しこむと端に寄っていたフレッシュ鱒の回遊がはじまり、一度釣れると同じ釣り方で再現できる状況になりました。
予選4回戦開始前に組み換え抽選、および放流が行われました。この時間は空は雲がかかり再びローライト環境。開始直後から放直スプーン展開で反応良く、手返しを競う展開に。その後の5回戦からは表層から中層の反応が落ちつき、ルアーの着水音だけが聞こえる静寂な時間帯に。この時間は放流残存狙いでボトムレンジまで探られる時間になりました。
予選全体を通しては放流魚を追っていく釣り。波動強めスプーン中心でカラーは放流色から金残し系、明滅色系までが選択されやすく、予選4回戦頃までは表層から中層を中心に探られ、5回戦頃からは上から下までレンジを探られました。場所によって放流魚が薄い所では上目でクランク、ミノー、またボトムバイブレーションなども試されました。
天候も一度晴れたものの、ほとんど曇りの1日。風も吹かずに環境変化に乏しい予選でした。一番釣れた時間帯は予選1回戦、また一番厳しい時間は5回戦でした。
また、予選中一番釣果が出たのは釣座[F]の深いエリアで、後半まで安定した釣果を出しました。一方のシャロー側の釣座[A]も安定した釣果で、結果的に放流魚は両端に寄った印象です。逆に厳しかったのは釣座[B][C]で、ここは放流回以外は居つきを狙っていく感じでした。
決勝トーナメント
決勝トーナメントへは予選勝点上位8名が進出。準決勝を経て決勝戦へは4名が進出しました。この時間の気温は26度、水温17.5度。天候くもりで無風ローライト。決勝戦は15分x2ローテで行われました。
決勝戦第1ローテ 15分
決勝戦第1ローテは、ひとつ前の試合の準決勝戦開始前に放流が入った事で、放流セカンドが意識され各選手スプーンを選択しスタート。開始直後に向井選手はタイソン、山下選手はドーナ2.0gで上目でヒットし得点していきます。3分過ぎに茂木選手はタイソンを1度底まで沈めてからのボトムトレースで1匹目、その後花森選手もノア1.5gで1匹目を取ります。各選手とも得点して序盤のスプーン戦を終えます。
放流残存鱒狙いが一巡されてからは徐々に各選手友目線をの本命パターンに移行していきます。向井選手はクランクを選択。ワウ37Fで表層20~30cmで食い上げ狙いにシフトします。花森選手もクランクを選択しマイクロパニクラMRで中層巻き下げで探っていきます。山下選手はスプーンを継続。ドーナより遅めの速度調整しやすいリクーゼ1.7gに替えてラインスラックを出して上目を漂わせ魚に違和感を与えない釣り。茂木選手は引き続きタイソンを継続。1.6g→1.3gに落として地形に沿って這わせるボトムトレースで釣り進めます。
各選手ともそれぞれ狙いのレンジ帯でスコアを伸ばす中で、残り時間5分を切ってから山下選手がリクーゼ(枯れ金)1.7g→1.0gに落としてからヒットし、さらに次投でも再現して2連続ヒット。放流残存鱒を粘って追いかけた甲斐を実らせ、山下選手が2点リードで第2ローテへ。
決勝戦第2ローテ(最終) 15分
決勝戦第2ローテは釣座をローテーションして開始。池を休ませた事で活性が回復したのか、開始早々に向井選手はタイソン、花森選手はマイクロパニクラMRでヒットしてスコアを追加していきます。
向井選手はスタートだけタイソンで探ってからワウ37Fへ替えて、この後はクランク主体で釣り進めます。山下選手は引き続きリクーゼ1.0gを継続。茂木選手はタイソンからキッドダディ1.2gに替えて引き続きボトムトレースを継続。花森選手はマイクロパニクラMRで表層~中層付近を軌道変化させながら探っていきます。
開始4分で花森選手はロッドティップ位置を高くして、やや巻き下げコースで1匹を引き出し同点に追いつきます。また茂木選手もキッドダディのボトムトレースで1匹を引き出し3位へ浮上します。
後半に折り返すタイミングで山下選手はスプーンでの活性高めの放流残存狙いをあきらめ、表層に浮いている居つき鱒狙いでクランクへ移行します。ワウ37Fを一度挟んでからマイクロパニクラMR-Fに替えて、これに手ごたえを掴むと残り7分でヒット。これをキャッチして山下選手が勝ち越します。しかし残り5分で花森選手もマイクロパニクラMRで追加し再び同点に並び、試合はもつれます。
周囲が息を飲んで見守る残り時間3分、山下選手に再びヒットが入るとこれをしっかりキャッチして再度1点リードします。その後は時間を消化してゲームセット。接戦を競り勝った山下選手がホームグラウンドのシルフでエリアトーナメント初優勝を手にしました。







