第34回チャレンジカップ フィッシングエリアJ【大会終了】

第34回チャレンジカップ フィッシングエリアJ
 12月4日(日)茨城県土浦市、フィッシングエリアJで行われた第34回チャレンジカップの様子をまとめています。決勝戦はどん深1号池のショートキャスト対決。1尾を争う決勝戦は延長戦にまでもつれこむ。延長戦を制して優勝したのは水谷良幸選手でした。

表彰台

  • 優勝:水谷良幸選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁

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第34回チャレンジカップ フィッシングエリアJ
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WINNING TACKLE

優勝[44]水谷良幸 / MIZUNO YOSHIYUKI


【ロッド】FATA レゾネーター60 (ゴーセン)
【リール】月下美人 1000S-P (ダイワ)
【ライン】インテグレーションハード (ニュードロワー)
【ルアー】ハント0.9g (ニュードロワー)color:マッチャブ
【ルアー】ノア1.8g (ロデオクラフト)color:FS01

【決勝の作戦】
 ハント0.9gマッチャブとノア1.8gFS01のローテーションで

2位[11]宮内大樹 / MIYAUCHI DAIKI


【ロッド】ダーインスレイヴ6.2IS-ML (ヴァルケイン)
【リール】スティーズ TYPE-I (ダイワ)
【ライン】スーパーエステル0.4号 (バリバス)
【ルアー】フォルテ1.8g (ベルベットアーツ)color:KoF

【決勝の作戦】
 少し沈め気味から巻く

3位[12]石井滉大 / ISHII KOUTA


【ロッド】ダーインスレイヴ6.1 Rev-A (ヴァルケイン)
【リール】19ヴァンキッシュ 2000SSS (シマノ)
【ライン】エステル0.4号 (バリバス)
【ルアー】ハイバースト1.3g (ヴァルケイン)color:KoF

【決勝の作戦】
 スローアピール。深い池でレンジがなかなか定まらなかった。

3位[5]真中克也 / MANAKA KATSUYA


【ロッド】ゴールドウルフ633 (ロデオクラフト)
【リール】プレッソ (ダイワ)
【ライン】インテグレーションソフト (ニュードロワー)
【ルアー】バンナ1.7g (ニュードロワー)#7

【決勝の作戦】
 

予選

 気温3℃、水温13℃。天候は曇り。12月に入りようやく冬らしい冷え込んだ朝を迎える。そのせいか水面の泡切れの悪さも見られ池はターンオーバー初期の様相。予選は2号池および2号池を使用し、3人1組総当たり戦を2セット行い合計4試合のポイントが競われた。

予選1回戦は放流回。当日放流が行われるも朝の反応はいま一つ。「Jの放流はすぐに効くとは限らない」効くのを信じてひたすら膨張色を投げ続けるのがJスタイル。この時間は場所ムラがあり1号池全体と1・2号池通路の両端、2・3号池通路の奥側は反応があるものの、2号池の両通路共に中央付近の釣座は厳しい時間が続く。

予選2~3回戦頃になると徐々に池に太陽が当たり始めると、環境の変化から魚も動きはじめて活性が上がる場面も見られた

予選4回戦開始前にグループ再抽選と途中放流が入る。この放流もすぐには反応しない。ストック池のある1号池に比べると2号池は水色が濃く、魚が水馴染みするまで時間がかかる印象だった。

予選5~6回戦はルールがスプーン縛りという事もあり、基本的には放流魚狙いの「膨張色」「明滅色」、居つきの魚狙いの「地味色」といった色変化。それとレンジ、スピードの変化などスプーンフィッシングの基礎部分の実力が問われた。

 予選全体では1号池は深さもあって、適度に魚も散るため後半にかけても活性が残った。2号池で釣りやすかったのは東側のボサ周辺。一方で2号池の中央付近は予選中厳しい時間が続いた。

決勝

 決勝トーナメントへは20名が進出。準々決勝、準決勝は10分x2ローテーションの1vs1方式。決勝戦は1号池を使い5名によって3ローテ制で競われた。決勝戦の時間になると予選中一時は晴れいた空も冬の鈍色の雲で覆われていた。

 決勝第1ローテは放流が入りスタートは軽快な釣りに。開始早々放直色に素直に上で反応し、[5]真中選手が3連続キャッチを決めるなど序盤を優位にすすめる。しかし端に入った[11]宮内選手が4本を取って逆転。後半になると勢い一服するも、今度は放流で出遅れ気味だった[44]水谷選手が巻き上げで2本を追加してトップに並ぶ。

 決勝第2ローテは一気に活性が落ちる。チョイ投げ幅で最深部3mというドン深な池。巻き上げのコースもむずかしい状況下[14]伊藤選手、[12]石井選手が1本ずつとって最終ローテへ。

 決勝第3ローテも難しい時間帯に。[12]石井選手は巻き上げで1本追加するが、追い上げはここまで。結局第1ローテで4本を取った[11]宮内選手、水谷選手のサドンデスへと突入する。

 決勝サドンデスは先取2本ルール。開始前に追加放流が入ると両者とも自分が信じた放直色でのスプーン対決となる。結果サドンデスを制したのは[44]水谷良幸選手。先週の練習に入って巻き上げが有効だったと語った。

優勝者インタビュー

決勝戦の様子