6月1日(土)群馬県前橋市アングラーズベース赤城山で行われた第39回チャレンジカップの様子をまとめています。チャレンジカップ初の午後大会。正午気温27℃、水温17℃。池はターンオーバー気味でマッディ。難しいコンディションの試合になりました。優勝は後藤将虎選手でした。
表彰台
大会協賛企業
PHOTO
WINNING TACKLE
優勝[124]後藤将虎 / GOTOU MASATORA
【ロッド】プレッソST 56ULST(ダイワ)
【リール】プレッソ2000 (ダイワ)
【ライン】エステル0.25号(バリバス)フロロ2lb.
【ルアー】ディッシュ (ディスプラウト)color:ライトピンク/Hook:MKシャープSSS#8
【ルアー】シャースP (サウリブ)
活性が高い魚を狙う。リアクション、表層、その繰り返し。
2位[112]野口凌 / NOGUCHI RYOU
【ロッド】キメラ(ロデオクラフト)
【リール】19ヴァンキッシュ2000 (シマノ)
【ライン】エステル0.25号(ユニチカ)フロロ2lb.
【ルアー】M2 0.6g (フォレスト)color:アブリジャケ/Hook:AG#10
【ルアー】ドーナ2.0g (アングラーズシステム)color:ワンダーオレ金/Hook:ハニカム#6
M2 0.6gを表層で引く。バジングするか反応を見て。
3位[108]木村孝宏 / KIMURA TAKAHIRO
【ロッド】TコネクションTCA-S55LML-ST(ティモン)
【リール】19ヴァンキッシュC2000S (シマノ)
【ライン】ES2 0.3号(バリバス)
【ルアー】シャースFe 0.6g (サウリブ)
【ルアー】ドリフトスピン (ロデオクラフト)
ドリフトスピンから入って、シャースFeへ繋げた。
3位[113]黒澤直人 / KUROSAWA NAOTO
【ロッド】ホワイトウルフ606L-e(ロデオクラフト)
【リール】12イグジスト2004 (ダイワ)ロデオファンネル40
【ライン】ES2 (バリバス)フロロ0.6
【ルアー】プリッジ0.5g (なぶら家)ナンカリー/Vanhook#10
【ルアー】チップ 0.6g (なぶら家)悶絶ホワイトII/Vanhook#10
ハント→チップ→プリッジ→チップ
予選
チャレンジカップ初の午後大会。予選は3人1組を2セット行い勝ち点上位が決勝トーナメントへ進出。開始時刻の正午の気温は27℃、水温17℃。池色は気温差からターンオーバー気味。そんなコンディションで予選は始まる。
予選1回戦は放流回。しかしこの放流は水馴染みが悪かったのか反応は今ひとつ上がらず。場所ムラこそあったが、表層を中心に釣れる時間になった。第2~3にかけては徐々に活性が落ちていく中、放流残存を見つけていく展開。今回スプーン戦という事もあり池色にあわせたカラー選択や、コース変化など、やれる事は限られた。
予選4回戦開始前に組み替えと途中放流が行われる。この放流で活性は回復したが釣りムラが出来る時間。特に放流魚がイン側に入らず[E][F][G][H]釣り座のスコアは伸び悩んだ。その後は時間内でいかに1本を引き出すか?という力量が問われる時間となった。
予選全体としては[A][D]釣り座が未使用釣り座の近くという事で好調だった。ターンオーバー気味の池、風もほとんど吹かない状況もあいまってスプーン戦としては難しいコンディションとなった。カラーとしては蛍光色系、銀UV系が用いられ、また放流不発気味だった事もあり金メッキも選択する選手もいた。
決勝
決勝トーナメントは予選上位13名が進出。準決勝6か所(1名決勝シード)で1vs1で10分x2ローテで行われ、決勝戦は7名により10分x3ローテで行なわれた。
林達也|中澤良智|黒澤直人|小林祥大|後藤将虎|野口凌|木村孝宏
決勝第1ローテは各選手マイクロスプーンスタート。竿先アップポジションでの表層バトルとなった。ファーストヒットが後藤選手の『ディッシュ』に入ると林選手の『チップ』にもヒットが続き、序盤はしばらくこの2人が先行する展開。5分を過ぎた頃から今度は野口選手の『M2』が釣れ出して逆転に成功し第2ローテへ。
決勝第2ローテは『シャースP』に変更した後藤選手が巻き返す。しかしM2キメ打ちの野口選手も勢いは衰えず同点のまま第3ローテへ。
決勝第3ローテは後藤選手、野口選手の一騎打ちムードながらも各選手釣れだす。残り5分を過ぎた所で後藤選手が2匹差をつけるが、終盤野口選手も1匹を釣りタイムアップ。後藤選手が1匹差でチャレンジカップ優勝を手にした。