エリアトーナメント2022第20戦五頭フィッシングパーク秋は安藤文芳選手が同釣場5年ぶり2回目の優勝【大会結果】

五頭フィッシングパーク

 10月16日(日)に行われたエリアトーナメント2022第20戦五頭フィッシングパーク大会の様子をまとめています。決勝戦は秋晴れ。日射しの暑さを感じる中の試合となりました。中盤ジサクラ~終盤の竿抜けの沖の中層レンジ狙い。読みが冴えた安藤文芳選手が2017年の五頭フィッシングパーク大会以来5年ぶり2回目の優勝を手にした。2位は錦織智選手、3位は[22]柳真一選手、[23]齋藤和誠選手でした。

表彰台

  • 優勝:安藤文芳選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁

PHOTO

エリアトーナメント2022第20戦 五頭フィッシングパーク秋
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[48] 安藤文芳 ANDOU FUMIYOSHI

【ロッド】サンクオリジナルロッド (サンクチュアリ)
【リール】ヴァンキッシュC2000SSS (シマノ)
【ライン】R18フロロ1.5lb(クレハ)
【ルアー】パル1.6g (フォレスト)color:トワイライトイエロー [HOOK]ヴァンフック#7

【ロッド】スタジオミネギシ・エグレッタ5112PSL (スタジオミネギシ)
【リール】ヴァンキッシュC2000SSS (シマノ) – LIVREサンクオリジナル
【ライン】アーマード フロロ0.1号4lb. (クレハ) – リーダー フロロ
【ルアー】ジサクラ・タイプ1 (シト) color:豆ピンクグロー[HOOK]ヴァンフック31BL#6

【コメント】
 放流量が多かったので上以外にも活性ある魚はいると思った。表層から少しずつタナを下げていきスプーンもウェイトを0.6gから1.6gに徐々に上げていきました。ジサクラは平行引き、パル1.6gは中層からの巻き上げ。

2位[11] 錦織 智 NISHIGOORI SATOSHI

【ロッド】ジョーカーGチューン (オフィスユーカリ)
【リール】ヴァンキッシュC2000S (シマノ)
【ライン】エステル0.4号(バリバス)
【ルアー】ウッサS (ロデオクラフト) 
【ルアー】つぶあん (ムカイ) 

【コメント】
 ウッサで遠投して沖の表層狙い、それとツブあんでゆっくり巻き。その2つを交互に。

3位[22] 柳真一 YANAGI SHIN_ICHI

【ロッド】イエローウルフ61L-e (ロデオクラフト)
【リール】18イグジストLT-2000S-P (ダイワ)
【ライン】エステル0.4号(ロデオクラフト)
【ルアー】ウッサS (ロデオクラフト) 
【ルアー】ミディアムクラピーRCチューン (ロデオクラフト)[color]くろまんじゅう 

【コメント】
 準決勝で沖の表層が良かったのでウッサSで。

3位[11] 齋藤和誠 SAITOU KAZUMASA

【ロッド】グレイウルフ63ML-e (ロデオクラフト)
【リール】16ヴァンキッシュC2000 (シマノ)
【ライン】D-PET0.3号(よつあみ)-[リーダー]フロロ2lb
【ルアー】ハントグランデ1.3g (ニュードロワー) 
【ルアー】バンナ1.7g (ニュードロワー) 

【コメント】
 準決勝からの流れで上目を意識していた。ハントグランデ1.3g、表層から3カウントぐらいまで

予選

 朝の気温14℃、水温14℃、水色は藻色のステイン。朝のうちは空は鱗雲に覆われローライトの暗い朝。予選は5人1組総当たり戦10分x前後半、10回戦で行われた。

 予選1回戦は前日放流の効果があって恒例の爆釣スタート。放流色スプーンでの回転力を競う時間に。群れを散らさないよう手前から釣り崩していく感じでチョイ投げから徐々に距離を出していく釣り方。土手側はだいたい釣り座2名で50尾釣果でほぼイーブンに釣れた。第2ローテ~3ローテもほぼ放流スプーンの時間。魚の回遊も良く時間の経過とともにフレッシュな魚が入る状況で数は伸びた。

 予選7回戦頃になると空を覆っていた雲も取れて秋晴れの天気へ。池の表面水温も上昇しだし、地表付近の風もなく池の中ほどの釣り座は一気に釣りずらい状況となった。それでも四隅に位置するA、F,G、Lの釣り座はポケットの懐の深さもあって端側の選手は釣れる状況。前後半でどれだけ逃げて、どれだけマクるかを競うゲームになっていた。

 予選全体としては手前の表層でよく釣れた。活性が一段落ち着いてからも巻きスピード、ルアー変更など工夫次第で釣果を伸ばせる状況だった。

● 予選釣果:1743尾 (平均29.05尾)

決勝

 決勝トーナメントへは24名が進出。準々決勝、準決勝は1vs1の10分x前後半戦で行われ、決勝戦は6人で10分x3ローテーションで行われた。準々決勝は11時半頃からはじまり決勝戦は13:15頃に土手川中央付近B~Eを使って行われた。この時間になると秋晴れで表面水温は15℃程度まで上昇。表層付近の手前側は叩かれて活性は徐々に落ちていく展開となった。

決勝第1ローテは各選手とも準決勝までの流れで表層付近から探る展開。開始直後に[22]柳選手が沖表層ウッサSで2本を取ってリードすると各選手とも表層探索。しかしその後の反応はいま一つでまた再び探り直しの時間帯となる。[23]齋藤和誠選手はハントG1.3g、[48]安藤文芳選手はM2の0.6gからサバントS1.1gに変更で1尾ずつとって終了する。

決勝第2ローテは[48]安藤文芳選手が開始直後に1尾を取り柳選手に追いつくと、[11]錦織選手、[37]齋藤拓海選手にも1尾目が入る。残り3分半で安藤選手が追加で1尾を取り逆転に成功すると終了間際に錦織選手が2尾目を取る。

決勝第3ローテは錦織選手が前半2尾を取って一時リードするが、中盤にかけて安藤選手も追いつく。残り時間3分で安藤選手は誰も触ってない中層の下に狙いをつけパル1.6gにチェンジ。するとこの読みが見事に的中して2尾連続ヒット。それが決勝点となりそのままゲームセット。安藤選手が2021年第3戦千早川ます釣り場以来となる6勝目を挙げた。

【決勝トーナメントで使われたルアー / 審判の感想】
フォルテ0.9g / サーヴァントスピア1.1g / ハントG1.3g / パル1.6g / バンナ1.7g /
ファットモカ / ディープクラピー / トレモスリム / ウッサS / さかさニョロ / ジサクラ / ココニョロ /
バイブレーション系 /

● 四隅は端側(水の流れる方)だけ釣れていた
● この時間、表層は叩かれて反応薄。中層。
● 土手側中央は表層が叩かれて中層~ボトムで引き出す感じ
● 土手川中央は手前が叩かれていたので沖を狙う感じ
● 東屋側の手前端は桟橋付近に魚が溜まる。表層クランクゆっくり巻きで
● 東屋側の奥はスプーンで釣れる。魚が溜まっていた

記録室

● 優勝した安藤文芳選手は2021年第3戦千早川ます釣り場以来6勝目
● 優勝した安藤文芳選手は2017年五頭FP秋大会以来となる同釣場2回目の優勝
● 3位の柳真一選手は2017年五頭FP秋大会以来となる同釣場2回目の表彰台

優勝者インタビュー

決勝戦 先行版

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