エリアトーナメント2023第26戦五頭フィッシングパークは根本泰春選手が優勝【大会結果】

五頭 ゴズ

 12月10日(日)に行われたエリアトーナメント2023第26戦五頭フィッシングパーク大会の様子をまとめています。決勝までボトムに残る放流残存を追う展開となりました。優勝は根本泰春選手。2位は齋藤和誠選手、柳真一選手でした。

表彰台

  • 優勝:根本泰春選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

大会写真 外部リンク・GOOGLE PHOTO

当日の天気 外部リンク・気象庁(新津)

入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[127]根本泰春選手のタックル NEMOTO YASUHARU

【ロッド】ダーインスレイブRev-A(ヴァルケイン)
【リール】’23エアリティ2000S-D(ダイワ)
【ライン】エステル0.35(ロデオクラフト)リーダー:フロロ0.6
【ルアー】ミッドラビン 1.4g(ゴッドハンズ) / HOOK:AG#7 白金
【ルアー】シャースFe 0.6g(サウリブ) / HOOK:AG#10 水色金

【コメント】
 シャースFeに反応する魚がいればそれを釣りきって、後は予選中でよかった沖のボトムからの派手目を巻き上げ。

2位[106]齋藤和誠選手のタックル Saitou Kazumasa

【ロッド】999.9キメラ603L-e(ロデオクラフト)
【リール】16ヴァンキッシュ(シマノ)
【ライン】ES2 0.3号(バリバス)リーダー:グランドマックス 
【ルアー】ノアS1.4g(ロデオクラフト)color:白金 ハニカム#6

【コメント】
 決勝は1.8g~1.4gのボトムからの巻き上げとボトムトレース。

2位[112]柳真一選手のタックル Yanagi Shin_ichi

【ロッド】イエローウルフ61UL-RT(ロデオクラフト)
【リール】’18イグジスト2000SP(ダイワ)
【ライン】ES2 0.25(バリバス)
【ルアー】ハントグランデ 1.0g(ニュードロワー)HOOK#8 シルバーオリーブ

【コメント】
 決勝は最初ボトム巻き上げでハズして焦ったが、ハントグランデ1.0gで表層で巻き返した。最終ローテはハントグランデ1.3gで巻き上げor平行。

予選


 朝の気温10℃、水温10℃。天候は曇。週末に暖気がはいった事で寒さひと段落。水質はクリアーは池底に落ち葉が堆積するのが見える程度に良好。今回は2号池を使い5人1組方式、途中放流ナシで予選は開始された。

 予選第1ローテは放流回。定番の放流色スプーンが活躍する時間帯。前日放流の魚を中心に上目でヒットが連発し手返しの早さを競う展開となる。この回最高釣果は31本の平山直人選手(釣座B)。第2ローテはひきつづきスプーン展開。庄司泰介選手(釣座A)の28本など1号池側[A][I]の活性は持続する。第3ローテ開始前に天候が小雨に変化し小休止を挟む。第3、第4と回が進むにつれて釣果は徐々に落とすものの釣座計で20本前後をキープする。

 予選第5ローテ開始前にローテーションが行われる。この時間になると上めの横方向の活性は低下し、クランク、ミノーなど他の違ったアプローチやボトムレンジが試され出す。第5ローテ最多釣果は19本の大橋陽生選手(釣座G)、第6ローテは柳真一選手が14本(釣座C)、第7ローテも大橋選手18本とボトムからの巻き上げの釣果が伸びた。

 予選第8ローテ開始前にローテーションが行われる。この時間になると釣果も落ちてくるが、それでも沖のボトムに反応のいい魚が残る。この時間でも北沢拓也選手が12本(釣座B)、齋藤和誠選手が12本(釣座C)、根本泰春選手が11本(釣座E)、小島昭一選手が10本(釣座I)と場所を問わずに釣果を伸ばした。

 予選全体としては今回2号池での大会が初となる事で放流回が終わった後は手探りでの攻略となった。皿形状2号池の沖の中央底に溜まるヤル気のある魚をいかに取っていくかの釣り。水の透明度は高いが魚は沖に集まっておりミノーの合わせは難しい。また五頭一号池独特のトップスプラッシュも、この日は魚が底気味で反応が今一つ。クランクも動きがスローなものよりは速くてキビキビした動きに反応するが、クランクボトムノックをすると池底に溜まった落ち葉がついてくる。またバイブレーション系、ダート系も同様に着底時に落ち葉に絡まれる。結局終わってみれば最後まで放流残が取りきれない日で、遠投できる1.5g以上の浮き上がりにくいスプーンによる巻き上げor底に着底しない程度のボトムトレース、早巻きが際立った予選となった。

●予選総釣果 1533本 / 平均34.8本
【予選最多釣果】
114 北沢拓也選手 入場カードE1 63本

決勝

 決勝トーナメントへは予選各組上位2名、計18名が進出した。準決勝は10分x3ローテ(3人1抜け)で行い、決勝戦へは6名が進出。10分x3ローテーション。この時間も気温11℃、水温10℃と大きな変動はない1日。時より小雨が混じるコンディションで特設エリアを使って行われた。

【決勝戦の並び】
根本泰春 | 齋藤和誠 | 庄司泰介 | 北沢拓也 | 柳真一 | 平山直人 |
(敬称略)

 決勝第1ローテは開始早々から根本選手がシャースFeで表層をさらう。隣の齋藤選手もこれを見てボトム予定から表層狙いに修正する。中央から右手はボトムからの巻き上げ展開。

 決勝第2ローテ、今度は根本選手はボトムにスイッチ。ミッドラビンで魚を手前に寄せつつ固め打ちを決めて2ケタ釣果に乗せてほぼ勝利を確定づける。柳選手もこの時間ハントG表層で5本を追加し2位をキープ。齋藤選手も1本差で3位で続く。

 決勝第3ローテは2位争いが焦点。

【決勝トーナメントで使用されたルアー】
ノア、ノアB、ハントグランデ、マイティ、バンナ、フォルテ、デイジー、ドーナ、ミッドラビン
GJ

優勝者インタビュー 12/11 20:00公開

決勝戦 1/19 20:00公開予定

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