エリアトーナメント2022第17戦フィッシングフィールド中津川は山本健祐選手が初参加で初優勝 【大会結果】

FF中津川 2022

 エリアトーナメント2022第17戦・フィッシングフィールド中津川の大会結果をまとめています。決勝戦はサドンデスにもつれこみ、見える範囲の近場をサイトフィッシングで取った[71]山本健祐選手が初出場初優勝を決めました。2位は[29]清水洸佑選手、3位は[67]齋藤篤史選手でした。

表彰台

  • 優勝:山本健祐選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁

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エリアトーナメント2022第17戦フィッシングフィールド中津川
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[71] 山本健祐 Yamamoto Kensuke

【ロッド】999.9マイスター ホワイトウルフ62ul-e(ロデオクラフト)
【リール】ヴァンキッシュC2000S (シマノ)
【ライン】アンバーコードエステル0.25号 (よつあみ)
【ルアー】ちびクワトロ0.6g (ティモン)  [HOOK]AG#10(ヤリエ)

【ロッド】ダーインスレイヴ64is-l(ヴァルケイン)
【リール】12カーディフ c2000shs (シマノ)
【ライン】リアルデシテックス 0.3号 (よつあみ)
【ルアー】ウッサS (ロデオクラフト) [HOOK]canvas#7(バリバス)

 近くの見える魚をクワトロで取って、反応する魚が居なくなったらウッサ遠投。それの繰り返し。

2位[29] 清水洸佑 Shimizu Kousuke

【ロッド】ファインテイルS510L(メジャークラフト)
【リール】16ストラディテックci4+ 2000S (シマノ) = シルキーワークスカスタム
【ライン】月下美人PE 0.3号 (ダイワ)
【ルアー】スティル T2 (スミス)  [HOOK]ショートマルチ#10

【ルアー】ワウ40F (ラッキークラフト) [color:サクラミソ] [HOOK]F8(ヴァンフック)

 手前の動き回る魚はマイクロスプーンで。基本は沖の魚をサーフェイス系クランクで取り、真ん中よりの魚をミノーで取るイメージ。

3位[67] 齋藤篤史 Saitou Atsushi

【ロッド】TFL63S (バリバス)
【リール】プレッソLTD2025C (ダイワ)
【ライン】アンバーコードエステル0.3号 (よつあみ)
【ルアー】GJ (ディスプラウト) 

【ルアー】ウッサS (ロデオクラフト) 

 手前はGJ、沖の表層をウッサで。決勝は準決勝と同じ場所だったので気前よく釣りすぎたのかも…(汗)

予選

 朝の気温24℃、水温19℃、天候は曇り。水色はクリア。予選は5人一組総当たり戦。10分x前後半による勝ち点制で争われた。

 予選1回戦は放流回。当日朝の放流効果で開始直後は池全体で小気味よく竿が曲がったものの活性が高い状態は長くは続かない。釣り池とストック池の水温差が影響しているのでは?という選手の声もあったが、確かにルアーを追うが積極的なバイトには至らない。放流量の割には伸びない結果となった。全体としては下流端から4つめまでの釣り座が反応良く、噴水付近はまずまずの釣果となった。噴水から下流側は回遊があるのか連続でヒットシーンも見られた。一方で噴水より上流側は最上流を除き伸びを欠いた。

 予選5回戦開始前に途中放流が入るが、この放流もやはりすぐには効かないパターンだった。この時間は空を覆う雲も取れて上空の雲の流れは速い。風速1~3mで適度に水面もさざ波立ってプレッシャーは低減したが、特に釣果に大きな変化はなかった。しかし日が陰るタイミングなどではスイッチが入る場面も見られた。

 予選8回戦開始前に2度目の放流が入る。この回は9月の青空が広がり暑さを感じる時間。雲の流れは速いものの池周辺の風は一旦はやんでハイプレッシャーの時間となった。

 予選全体としては近場の見える範囲の魚と、片側使用のため沖に寄った魚の2つの狙い方があった。手前はスプーン、クランク、ミノーいずれもサイトフィッシングで見てアワセていくなど、魚の反転に依存しない積極的に仕掛けていくスタイルの方が比較的数が伸びた印象だった。沖は表層付近が良かったが、巻の速さはデッドスロー~速巻きまで意見が分かれた。

決勝トーナメント

 決勝トーナメントには34名が進出。準々決勝は10分x前後半で行われた。準決勝戦は17名が進出し3人1組で10分x3ローテーション。1人勝ち上がりで行われた。池を休めた事と予選中不発気味だった魚が水温に慣れて徐々にクチを使いだしたのか、厳しいながらも予選よりは反応が出るようになる。決勝戦は6名が進出。池の上流端を会場に行われた。

 決勝第1ローテ、ファーストヒットを決めたのは佐藤剛選手。しかしその後各選手ともそれぞれのパターンで1尾を取って前半を折り返す、後半になると石の脇を取れた山本選手、清水洸佑選手が表層レンジで数を伸ばし徐々に差を広げる。

 決勝第2ローテ前半は齋藤選手の巻き返し。ミノーと表層クランクで追い上げる。しかし終盤にかけてローライトになったタイミングで山本、清水両選手も表層で1尾を取り3者僅差に。

 決勝第3ローテは活性が落ち着き厳しい状況。山本選手、斎藤選手が伸びあぐねる中、清水選手が1尾を出して6尾でタイムアップ。山本、清水両選手によるサドンデスへともつれ込む

 決勝サドンデスは10分間の2尾早がけ。厳しい状況となったが9分過ぎに山本選手がサイトで1尾を出してついに均衡がくずれる。そしてそのままタイムアップ。山本選手が初参加、初優勝を決めた。

【準々決勝~決勝戦・審判のコメント(抜粋) / 使用ルアー 】
● マジックジャークがハマっていた
● マイクロクランク表層デッドスロー
● デッドスローより気持ち1段速め
● マイクロクランクの方がバイトは多かったが、普通サイズのクランクの方がバイトは深かった印象
GJ / ピコチャタ / メガガメクラ / ココニョロ / ウッサS / さかさニョロ / トレモポゴ / デカミッツD / つぶアン / パニクラSR / ミニシケーダー / ワウ / BF06 / スティルエリアT2 / ちびクワトロ / ハイバースト05

優勝者インタビュー

決勝戦

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