エリアトーナメント2025第18戦平谷湖フィッシングスポット大会は秋晴れの中開催されました。決勝戦はうわずる魚を相手に釣り競う展開となりました。優勝は鈴木将人選手、2位は望月秀記選手、3位は赤林大喜選手でした。
表彰台
IOS FACTORY、B-GROUND、VARIVAS、YARIE、1089工房、トラキン
●TKポイント2025(18戦終了時)【PDF・9/25更新】
鈴木将人…30pt
望月秀記…26pt
赤林大喜…22pt
池田響 …19pt
小林真之…16pt
千藤素晴…13pt
末木勲 …11pt
鈴木一真…8pt
熊谷公男…8pt
小澤良 …8pt
米田尚史…8pt
亀井清隆…8pt
渡辺元気…8pt
小澤誠 …8pt
PHOTO
WINNING TACKLE
優勝[121]鈴木将人 / MASATO SUZUKI
【ROD_】T CONNECTION AREA 61L-G(TIMON)
【REEL】23VANQUISH (SHIMANO)
【LINE】RC MEISTER ESTER0.35 (RODIO CRAFT)=0.8(VARIVAS)
【LURE】WAH40HFG2(LUCKY CRAFT)
【LURE】WAH37HF(LUCKY CRAFT)
【LURE】CHIBI-PANI CRA SR(TIMON)
表層のクランクをひき倒す
2位[160]望月秀記 / HIDEKI MOCHIDUKI
【ROD_】WHITE WOLF606L-e(RODIO CRAFT)
【REEL】AIRITY STSF2000 (DAIWA)
【LINE】AJI MASTER0.2 (VARIVAS)
【LURE】HUNT0.4g(NEWDRAWER)
【LURE】KID0.6g(DEEPPARADOX)
表層マイクロ展開
3位[154]赤林大喜 / DAIKI AKABAYASHI
【ROD_】WHITE WOLF MLS(RODIO CRAFT)
【REEL】EXIST2000 (DAIWA)
【LINE】RC NYLON 3lb.(RODIO CRAFT)
【LURE】NOA1.8g(RODIO CRAFT)
【LURE】WAH40HFG2(LUCKY CRAFT/PS OTSUKA COLOR)
スプーン展開だと思った(重め)思ったより魚が多かった
予選
朝の気温21℃。天候晴れ。水温は18℃。水色は朝5時まで猛烈に降った雨の影響で池の一部が茶色の土砂濁りが混じる状況。予選は5人1組の総当たり戦。10分x2ローテーションで行われた。
予選第1ローテは放流回。開始早々は放直スプーンによる手返しを競う時間となる。後半になると池の濁り方により魚が押されたのか、魚の付き場に粗密がでてくる。比較的水が動いている場所、かつクリアを維持した釣り座の釣果が伸びたようだ。第2ローテになってくるとマイクロ表層か中層ニョロ、クランクなどが試されるようになってくる。
予選第4ローテ開始前に釣り座のローテーションと放流が行われる。放流が入った事で活性が回復し、再び放直スプーンで探られる時間となる。またこの時間になると時より北風が入り風が入ったタイミングで良い反応なども見られるようになった。この時間になると池色は川側が茶色く濁り、山側がクリアというグラデーション状態に変化した。
予選第7ローテ開始前に2度目の釣り座のローテーションと放流が行われる。この時間は釣座[M]17-18の試合を筆頭に釣れる時間となった。その後は魚が溜まってきたことで、反応が増え始めてポツポツ拾っていく時間となった。
予選全体としては最大釣果は[160]望月秀記選手の32本だった。細かい放流作業を行った事で3山ノコギリ歯型の釣果推移となり、後半にかけては魚が溜まりだした事で釣果の落差が小さくなっていった。ほとんど表層or中層の上目が探られる感じでボトムはあまりためされなかった。また今回の特徴として夏の池を引きずるやや水温が高めのコンディションと、流入した土砂が混ざりきらずにマダラ模様に濁った影響等で魚が均一には散らず釣果が偏る傾向が見られた。濁りの入った場所では蛍光ピンク、チャートなど発色の良いルアーが多く用いられ、濁りの少ない所では深緑~茶色系の表層系クランクなどが多用された。
決勝トーナメント
決勝トーナメントは予選上位28名によるシングルトーナメント。準々決勝・準決勝は10分x2ローテーションのシングルマッチ、決勝戦は7名による10分x3ローテーション。場所は釣座[B~F]を使い行われた。午後2時頃からの開始となったが、この時間になると魚が浮きだし表層域でのクランキングテクニックを競う状況に変化していた。
[RED]鈴木将人 / SUZUKI MASATO [TEAM] TIMON
予選は放流『REKUZE』1.7gで釣っていき、『WAH40F HFG2』と『37HF』のローテーションで表層を釣りました。準決勝も同じ釣り方でなんとか勝ち上がりました。今回決勝進出できたので、表彰台を目指して頑張りたいと思います!
[BLUE]小林真之 / KOBAYASHI MASAYUKI
予選放流は『SHAATH』2.3g、その後は『CICADA』と『WAH』を遠投して沖の鱒を取っていきました。準決勝は山側だったんですけど、スプーンで手前の鱒を取ったり『KOKO-NYORO』をロッドを池の中に入れて下めを巻いてバイトを取った。決勝は川側になるので表層を出来るだけ攻めれたらと思います。
[GREEN]千藤素晴 / SENDOU SUBARU
予選は『USSA XS』と『USSA S』が釣れていて2回戦から『CHIBI-QUATTRO』0.4gと『WAH40F HFG2』で勝ち上がりました。今日は優勝するように頑張ります!
[YELLOW]池田響 / IKEDA HIBIKI [TEAM] DEEP PARADOX
予選は『GRAVITY』1.65gと1.35gをメインに組みたてて、ところどころで『CHIBI-PANI』とか『RC WAH37HF』で勝ち上がりました。決勝ラウンドは『CICADA』と『DRIFTSPIN』ですね。決勝は…頑張りたいです!
[PURPLE]赤林大喜 / AKABAYASHI DAIKI
予選はプラグ中心に釣っていったんですけども中盤くらいからスプーンでいい鱒を取れるパターンを見つけたのでひたすらそれで釣っていきました。決勝はそれを続けていこうと思います!
[WHITE]望月秀記 / MOCHIZUKI HIDEKI
予選から準決勝までスプーンをとっかえひっかえして、スプーンで絞り出して勝ってきました。決勝もスプーンメインで、プラグも混ぜながら優勝できるように頑張ります!
[PINK]末木勲 / SUEKI ISAO
予選は『BF』0.5gと『SHAATH P』0.5gで拾っていきました。久しぶりの決勝なので頑張りたいと思います!
決勝第1ローテは各選手とも表層狙いスタート。表層プラグ選択5人、スプーン選択2人。ファーストポイントは池田選手に入り、すぐ千堂選手も1本目を取る。1~2投で反応がなければ、すぐにルアーローテーション。頻繁にルアーチェンジが行われた。
予選中は前日の大雨の影響で濁り方がまだら模様だったが、この時間は川側はマッディ、山側はクリアと池の中央付近でグラデーションがかかる状況。前半の折り返しまでは千堂選手が『WAH40F HFG2』でリードする。しかし後半になると端に入った鈴木選手が掴みだし終了間際までに2本を追加し逆転に成功する。
決勝第2ローテはローテーション後に開始。この時間雲がかかりだし一旦活性が落ちる。8:30に沖表層メインの小林選手が『WAH37HF』で取ると、今度は望月選手も『KID』で追加していく。鈴木選手は温存していた『CHIBI-PANI』をこの時間から挿しで投入しだし、中盤に差し掛かる5:30でヒットに持ち込むと、もう1本を追加し合計6本とする。ここまで伸び悩んでいた池田選手は残り時間3分に『FAT MOCCA』で連続ヒットし3本。手前に反応する鱒がいなくなったと気づいた望月選手はクランクを投入しスコアを4本に伸ばして単独2位につけて最終ローテへ。
決勝第3ローテはローテーション後に開始。前半はやや厳しい時間となり、各選手とも伸び悩む。スコアが動き出すのは後半。鈴木選手は表層プラグで当たりだし、淡々とスコアを伸ばす。また池田選手は『CHIBI-PANI』、赤林選手は『WAH40F HFG2』で数を伸ばす。結果鈴木選手が9本を取り優勝、2位は6本の望月選手となった。3位は5本を取った池田選手、赤林選手、小林選手でサドンデスが行われ結果、赤林選手が3位となった。
NOA1.8g、GRAVITY1.65g/1.35g、KID0.6g、SHAATH P 0.5g、HUNT0.4g
WAH40F HFG2、RC WAH37HF、CHIBI-PANI、MITTS-DRY