エリアトーナメント2021第14戦フィッシングフィールド中津川【大会結果】

2021年 フィッシングフィールド中津川 9月

 9月26日(日)神奈川県愛川町、フィッシングフィールド中津川で行われたエリアトーナメント2021第14戦の大会の様子をまとめています。優勝は難しい状況下の決勝戦で5尾を釣り上げたヨシダフミヤ選手。2位はオザワリョウ選手、カンケヒロカズ選手でした。

表彰台

  • 優勝:ヨシダフミヤ選手

  • 表彰台

  • 4位

大会成績・データ

大会写真 外部リンク・GOOGLE PHOTO[2022.9.26まで掲載]
当日の天気 外部リンク・気象庁
大会協賛 ヤリエ

TACKLE DATA

優勝[76]ヨシダフミヤ / Fumiya Yoshida

【ROD 】DainsleiF 61IS’-UL(ValkeIN)
【REEL】12 Luvias (DAIWA)
【LINE】MASTER LIMITED SUPER ESTER (VARIVAS) – Shock Leader3lb. Fluoro(VARIVAS)
【LURE】CICADA SSS (OfficeEucuryptus Tune) - #6

【ROD 】ARD-62T-DTS (VARIVAS)
【REEL】12 Luvias (DAIWA)
【LINE】Premium PE (VARIVAS) – Shock Leader3lb. Fluoro(VARIVAS)
【LURE】DEKA mitts Dry (Timon) – #7

2位[13]オザワリョウ / Ryo Ozawa

【ROD 】Lansa Distancia (YARIE)
【REEL】15 Luvias (DAIWA) – Funnel 37.5mm(ZPI)
【LINE】Telemetory ESTER 0.4 (Daysprout) – Fluoro 2lb.
【LURE1】MEGA GAMEKURA color:Glow (Daysprout) – AG#7,#8(YARIE)
【LURE2】ChatteCra DR color:Brown gelato (Daysprout) – ST#8(YARIE)
【LURE3】Eagle Player(Daysprout)
【LURE4】Pico ChatteCra(Daysprout)

2位[36]カンケヒロカズ / Hirokazu Kanke

【ROD 】*Ordermade 5.6F L-S
【REEL】REVO MGX THETA 2000SH (PURE FISHING) – DLIVE AIR Stir 45mm
【LINE】Infinity PE 0.2 (VARIVAS) – 0.6
【LURE】KOKONYORO (Kokonoe)

【REEL】21 Luvias Airity 2000S-P(DAIWA) – DLIVE AIRDRIVE W65mm
【LURE】KOKONYORO (Kokonoe)

【TIPS】
Gear Retio 6.2:1(REVO) / 4.9:1(LUVIAS)

優勝者インタビュー

決勝戦の様子

予選

 朝の気温は17℃台。天候は曇り。雲がとれることはないローライトの1日。水温は17℃。台風接近によるダム放水なのか終日上流から白濁りする泡切れの悪い川水が流れ込む。予選は5人1組の総当たり戦(10回戦)、10分x2ローテで行われた。

 予選第1ローテは放流回。しかし今回は開始直後から恒例のテンポの速い釣りにはならず、例年に比べると低調なスタート。やはり濁り水による視界不良からか喰いそこねが多かった模様。アタリは小さく、深いアタリが出るまで我慢して待つか逆に積極的に掛けにいくかの選択。また巻きスピードもシビアで速すぎると魚はルアーを見失うし遅すぎると食い気を誘わない。魚は表層~ボトムまで散って、どのレンジでもアタリは出る。1試合20分間で「レンジ、巻きスピード、アワセのタイミング」をピンポイントでフォーカスしていくという「針の穴を通すような難しい釣り」に。放流量が素直にスコアに反映されない展開となった。続く第2ローテから第4ローテにかけて徐々に活性は落ち着き、さらに難しさが際立つ時間帯となった。

 予選第5ローテで1度目の途中放流と場所ローテーションが行われる。放流で状況が変わる事を期待されたが、最初だけバタバタと釣れただけでやはり状況はかわらず。片岸からのキャストだったため徐々に魚は対岸側に集まりだす。竿を立てて沖の表層付近からのアプローチを試みる選手が多かった印象。

 予選第8ローテで2度目の途中放流と場所ローテーションが行われるがやはり状況は大きく変わらず、1回目、5回目と同様の展開に。
 予選全体としては普段クリアなFF中津川が予想外の「濁り」というイレギュラーな環境変化。(※FF中津川の濁り自体は釣れる方面に振れる事もあるが、この日はマイナスに作用した)これによる「レンジ」「巻き速度」「アワセのタイミング」が極端にシビアな状況となり全体釣果としては伸び悩む結果となった。

決勝トーナメント

 決勝戦トーナメントは予選各組上位2人、計36人が進出。準準決勝(36→18)は10分x2ローテ、準決勝(18→6)7分x3ローテを経て、決勝戦は6人が進出。10分x3ローテーションで行われた。準準決勝の頃から雨量1mm以下の小雨が降り出し、準決勝、決勝とやや強く降る状況に変化した。上中下どのレンジでもアタリを出せるが全く同じことを続けてしまうとスレやすい状況で試合は進行する。
 決勝戦第1ローテ、開始早々幸先よく[76]ヨシダ選手が沖の遠投&巻きだしでヒット。その後も5分間で2尾を追加しゲームをほぼ決定づける(参考動画Youtube)。続く第2ローテで[36]カンケ選手はココニョロで反撃開始。ギア比の異なる2台のリールを交互に使い分け魚を飽きさせない作戦で2尾を追加するが、[76]ヨシダ選手もデカミッツドライなどで2尾を追加しセーフティリードのまま第3ローテに突入する。地元の意地でフジオカ選手も1尾を追加、[13]オザワ選手は竿を立ててチャタクラDRを表層引きなどクランク中心の組みたてで2尾を追加するが[76]ヨシダ選手に及ばずゲームセット。[76]ヨシダ選手は23日(祝)にプラクティス入り。白濁り状態の中津川で練習できた事を勝因に挙げた。

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