エリアトーナメント2023第9戦五頭フィッシングパークは齋藤和誠選手が初優勝【大会結果】

五頭フィッシングパーク
 5月21日(日)に行われたエリアトーナメント2023第9戦五頭フィッシングパーク大会の様子をまとめています。決勝戦は7人で行われ終盤までもつれる展開となりました。接戦を制したのは齋藤和誠選手で初優勝。2位は大橋陽生選手、3位は四宮大紀選手、赤羽根悟選手でした。

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表彰台

  • 優勝:齋藤和誠選手

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  • ラーメン賞

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エリアトーナメント2023第9戦五頭フィッシングパーク
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天候 新津

気象庁|過去の気象データ検索
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[22]齋藤和誠選手のタックル SAITOU KAZUMASA

【ロッド】999.9キメラ603L-e(ロデオクラフト)
【リール】’16ヴァンキッシュ C2000S(シマノ)
【ライン】S-PET0.35号(よつあみ)
【ルアー】マイティ2.2g(ニュードロワー)ハニカム#6
【ルアー】ハントグランデ1.3g(ニュードロワー)SP-21#8
【ルアー】クロボール(ティモン)

【コメント】
決勝はスプーン巻き+GJを想定していたが、ほぼスプーンで追える展開だった。中層巻きで沖と手前を交互に。カラーは青銀系が良かった。途中ボトムを挿してみたが自分はあまり取れなかった。

2位[28]大橋陽生選手のタックル OOHASHI HARUKI

【ロッド】ARD62T-DTX(バリバス)
【リール】イグジスト2000SP(ダイワ)
【ライン】ES2 0.4号(バリバス)
【ルアー】クロボール(ティモン)
【ルアー】ドリフトスピン(ロデオクラフト)

【コメント】
決勝はマイクロスプーンから入り、ダメになってきたらボトム→ドリフトスピンへ移行。

3位[32]四宮大紀選手のタックル SHIMIYA HIROKI

【ロッド】プレッソLTD58L(ダイワ)
【リール】プレッソLT1000S-P(ダイワ)
【ライン】エステル0.4号
【ルアー】バンナ1.4g(ニュードロワー)
【ルアー】バンナ1.4g(ニュードロワー)

【コメント】
決勝はスプーンで沖の表層狙い。自分の好きな釣りで通した。

3位[32]赤羽根悟選手のタックル AKABANE SATOSHI

【ロッド】ダーインスレイヴ ブラックベスパイン6’1L-H(ヴァルケイン)
【リール】2022イグジスト2000SP(ダイワ)
【ライン】リアルファイターナイロン2.5lbハード(東レ)
【ルアー】アストラル2.4g(ヴァルケイン)
【ルアー】ハイバースト1.6g(ヴァルケイン)COLOR:#4ブルーフィニッシュ

【コメント】
決勝はスプーンで沖の魚を釣った後にマイクロスプーンを入れた。最終ローテの最後だけシャインライド。

予選


朝の気温17℃、水温15℃。天候は晴れ。風は0~1m前後で時より思い出した頃に水面を揺らす程度。池色はオリーブ系の浮遊物を残すステイン。5月の青々と茂った周囲の木々が池に映り込む。予選は5人1組の総あたり戦。各組10分x前後半のスコアを競い、その勝ち点合計上位2名が決勝トーナメントへと進む。

 予選1回戦は恒例となった好活性のスタート。放流色スプーンで次々と竿が曲がっていく時間。この時間は反応が衰える事なく終始放流色で追える展開。釣り座によっては合計70本を超えるスコアの試合(予選1回戦[B]40:33)が出るなど乱打戦が続出した。第2ローテからは全体の勢いこそ徐々に落ちていくものの、まだ放流色スプーンで追える展開が続く。国道の日陰側と池の四隅は第4ローテ終盤まで活性が続いた。

 予選5回戦開始前に釣り座ローテーションと途中放流が入る。第1ローテ程の釣果には至らなかったが第4ローテまでに活性が落ちていた釣り座も釣果が回復し、全体的に底上げとなる放流となった。この時間でもほぼスプーンで通せる時間。厳しい釣り座はクランクなどを挿すシーンも見られた。

 予選8回戦開始前に釣り座ローテーションと途中放流が入る。この放流はやや偏りが見られ国道側から事務所にかけては伸びたが、あずまや付近から奥は伸びを欠いた。この時間もほぼスプーンが使われた。

 予選全体を通して90%以上がスプーンの釣り。カラーも金残しや明滅以上の強気のカラーセレクトで追える展開となった。またこの日は国道側が比較的好調であずまや周辺がやや低調の釣果となった。

【記録室より】
● 予選総釣果 :2,547本(平均41.75本)
● 予選最多釣果:[27] 横山諒選手 74本

決勝

 決勝トーナメントへは26名が進出。準々決勝は11時頃より開始。この時間になると気温24℃水温は17℃まで上昇する。準々決勝、準決勝は1対1、10分x2ローテーション。決勝戦は12時頃より7名で行われた。この時間になると上空を雲が通過する時に太陽が陰り、風の影響も出る状況となる。勝ち上がりの段階になってスプーン以外でもミノーやクランクなども徐々に使われだした。

決勝参加選手(7名):
平山直人/大橋陽生/齋藤和誠/四宮大紀/赤羽根悟/神内真理子/鈴木響
(敬称略)

 決勝第1ローテは池を休ませた事で活性が高い魚が入り、スタートダッシュで齋藤、四宮選手がスプーンで2本先行する展開。その後リズムよくスプーンで釣果を重ねる四宮選手が前半トップで通過する。しかし後半になると途中からクロボールに切り替えた大橋選手に釣果が集まりだし【動画】残り3分で逆転に成功。第1ローテは去年の五頭大会で優勝した大橋選手が二連覇に向けて単独トップで終える。1本差で四宮選手が追う展開で第2ローテへ。

 決勝第2ローテは場所移動で池を休ませた事でスタート直後各選手ともスコアを伸ばしていく。この時間スコアを伸ばしたのは手前のボトムバイブレーションの鈴木選手とスプーンの赤羽根選手。トップの大橋選手から3本差圏内にまで差を縮めて後半へ折り返す。後半になるとようやくパターンを掴みだしたボトム狙いの大橋選手、スプーンの四宮選手が共に10までスコアを伸ばす動画】。終了間際に1本を追加した齋藤選手【動画】が鈴木、赤羽根選手と共に7本でトップ射程圏に留めて最終ローテへ。

 決勝第3ローテは予選開始から7時間。さすがの五頭1号池も仕上がって来た感。スコアが停滞する中、事務所側端に入った齋藤選手が淡々とハントグランデ1.3gで4本を釣り上げ残り6分で逆転に成功。5分過ぎた頃に鈴木、赤羽根選手にもヒットが入ると回遊が入ったのか全体のスコアが動き出す【動画】。残り3分で大橋選手にもこのローテ初ヒットが入り同点に追いつくが赤羽根選手もボトムが効いていた場所を見逃さず、シャインライドで1本差まで詰め寄る。周囲のギャラリーが固唾を呑んでみまもる中、均衡を破ったのは齋藤選手。残り1分でリードするとそのままゲームセット。放されずに着いていき最終ローテのワンチャンスでの見事な逆転劇を演じ、初優勝の舞台に終止符を打った。

優勝者インタビュー

決勝戦ハイライト版(#shorts)

決勝戦 限定公開版(30分版)

● スコアのタイプミスを修正しました(5.29)

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