エリアトーナメント2022第2戦 座間養魚場AMAZトラウトエリア大会は糸久敦夫選手が3年ぶり2回目の優勝【大会結果】

座間養魚場 2022

 1月30日(日)に行われたエリアトーナメント2022第2戦座間養魚場大会の様子をまとめています。優勝は決勝10尾[22]糸久敦夫選手、2位は9尾[53]菊地栄一選手、3位は[41]山崎博行選手でした。

表彰台

  • 優勝:糸久敦夫選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

大会データ DATA

当日の天気 外部リンク・気象庁
大会写真 外部リンク・GOOGLE PHOTO[2022.1.30まで掲載]

決勝進出者タックルと作戦 / TACKLE DATA

優勝[22] 糸久敦夫 / Atsuo Itohisa

【ROD 】WHITEWOLF 62ML Limited(RC)
【REEL】SILVERCREEK Z 2004C (DAIWA) – FUNNEL45mm(REVIVLE)
【LINE】ES2 (VARIVAS) – VSP Fluoro 0.6
【LURE】Chibi_PANICRA SR (TIMON) :CAFE COKE(TROUT ISLAND) – (F:)CRUCH HOOK#8(RC),(R:)SP11 #8(VANFOOK)
【LURE】NOA1.8g (RC) :18 MATSUMOTO COLOR – SP21#6(VANFOOK)

【コメント】
 いつも来ています。時の流れに身をまかせ~♪

2位[53] 菊地栄一 / Eiichi Kikuchi

【ROD 】DainsleiF 61Black Vespine 6’1L-H (VALKEIN)
【REEL】STELLA C2000S (SHIMANO) – AIR STIR 45mm (DRIVE)
【LINE】REAL FIGHTER NYLON 2lb.(TORAY)
【LURE】ASTRAR 1.6g (VALKEIN)
【LURE】HI BURST 1.4g (VALKEIN)

【コメント】
 プラにこれなかったのでスプーンで見つけたパターンを貫きました。バイトが止まった時間の対応が出来なかった。

3位[53] 山崎博行 / Hiroyuki Yamazaki

【ROD 】REDWOLF 61ML-ST(RC)
【REEL】CARDIFF C2000HGS (SHIMANO)
【LINE】ES2 LEMONY 1.4lb.(VARIVAS)-Fluoro 2.5lb
【LURE】HUNT 0.9g (NEWDRAWER):Saimdang(RIVERROAD) - AG#8(YARIE)
【LURE】HUNT GRANDE 1.3g (NEWDRAWER) – MK-S#8(YARIE)

【コメント】
 今日初めてきた釣り場。活性の高い魚を釣っていく事を心がけた。

4位[55] 黒田将史 / Masashi Kuroda

【コメント】
 竿抜けポイント狙い

5位[43] 泉頭潔 / Kiyoshi Sento

6位[52] クスモリクニオ / Kunio Kusumori

予選

 気温1℃、水温9℃。天候は晴れ時々曇り。放射冷却で寒い朝となった。池色はターンオーバーが進んだオリーブ色系のマッディ。朝のうちは泡切れの悪さも見られたが時間が経つと共に解消された。今回予選は3人1組の総当たり戦を2セット行いその勝ち点が争われた。

 予選第1ローテは7:00スタート、前日放流の放直スプーンの時間。開始直後の反応こそ今一つだったものの、一旦釣れ始めると魚も池の中でかき回されはじめ後半にかけて尻上がりに釣果が伸びる展開に。この時期にしては水温9℃と高めで各選手とも着水カウント2前後の表層やや下からの巻き。スピードも標準からやや早めと各選手とも強気モードで魚の追いも長く、ピックアップ手前で釣れるシーンも見られるなど、この日一番釣れる時間帯。第2、第3と徐々に釣果は落ち着いていくが、活性が極端に落ちる事はなかった。水の動きのある所は比較的釣り易かったようだ。

 予選第4ローテ開始前に組み換え抽選と少量の放流が行われた。マッディ池で中の様子こそ見えないものの、一旦釣れだすと2人3人が同時に釣れる所を見ると魚の回遊も入っていた模様。第5~6ローテーションに至っても波動強めのスプーンでしっかり岸際2~3m手前まで喰ってくるなど、この時期としてはレンジ上めを強気に引ける活性の高さが印象的な予選となった。

記録室

● 予選釣果 753尾
176/151/108/125/107/86
● ヒットエリア「P」70尾 / 悶絶エリア[J]22尾
● 予選ボーダー6点 / 6名によるサドンデス

決勝トーナメント

 決勝トーナメントは24人が進出。会場は奥の池を使用。準々決勝、準決勝は1on1の10分x2ローテーションで行われた。放流こそなかったものの予選同様にレンジ上めをしっかりと長く追ってくる活性の良さを見せる。決勝戦へは6人が進出し10分x3ローテーションで行われた。この時間は風の強弱、上空も鱗雲で覆われ日射の加減が細かく変化するコンディションの中、各選手がどのように攻略するかが注目された。

 決勝第1ローテのファーストヒットは[53] 山崎選手。表層スプーンで沖狙い。魚は長い距離を追って手前で掛かる。前半は山崎選手が先行する展開。しかし徐々に表層クランクの[22] 糸久選手、表層スプーンの[53] 菊地選手が差を詰め、終了間際に追加した[53] 菊地選手が合計5尾を取って第2ローテへ。

 決勝第2ローテになると、先ほどまで活性が良かった沖の表層の反応が一旦落ち着き、厳しい時間が続く。中盤頃から徐々に糸久選手が表層クランクで差を拡げる展開。糸久選手は終了間際に挿しパターンで入れたスプーンで1尾を追加。[Youtube動画]2位につける[53] 菊地選手に3尾差のアドバンテージをつける。

 決勝第3ローテはトップの糸久選手は前半1尾を追加するもその後は表層クランクで苦戦気味。一方で第2ローテ不発だった[53] 菊地選手は終盤にかけて表層スプーンで90秒で3尾追加の固め撃ち[Youtube動画]で見せ場を作り、1尾差まで追い上げるがここでタイムアップ。

 糸久選手が第2ローテ終盤に取ったスプーンの1尾が終盤伸びた菊地選手に転がっていたら結果が変わっていたかもしれないという絶妙なひと挿しが勝利への布石となった。

決勝戦の様子

優勝者インタビュー

大会まとめ

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