エリアトーナメント2022第12戦 アングラーズベース赤城山は小川美香選手が初優勝【大会結果】

アングラーズベース赤城山 2022

 6月26日(日)に行われたエリアトーナメント2022第12戦、アングラーズベース赤城山大会の様子をまとめています。この日気温は33℃まで上昇。暑さの中でいかに釣り池を攻略していくかがカギとなる1日でした。優勝は[16]小川美香選手(三重,team39)、2位は[49]神田雅貴選手(東京)、3位は[1]松田憲司選手(東京)、[42]鈴木佑典選手(栃木)でした。

表彰台

  • 優勝:小川美香選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

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当日の天気 外部リンク・気象庁

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エリアトーナメント2022第12戦アングラーズベース赤城山
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予選

 朝の気温20℃、水温17度。天候は曇り。大会開催週暑さを増した前橋市だが毎日のように夕立もあって池の換水は良好。しかし川水の濁りでマッディ寄りのステイン。今回は予選決勝共にスプーン縛り。予選は5人1組総当たりでその勝ち点合計が争われた。

 予選1回戦は放流回。開始直後は反応良くテンポよく数を伸ばす時間。前日夜に放流されたサイズは100g前後の魚で掛かっても重さを感じ取りにくいサイズ。この時間はイン側よりアウト側のほうが数が伸びた。

 予選2回戦からは場所ムラが出る。イン側の釣り座は活性が残るが池中央付近の活性は低い。「人の多さ」や「無風平水」で魚が委縮してしまったのではないか?と話す選手もいた。片側しか人が入らないアウト側は鱒の反応は良かった。

 予選5回戦開始前に途中放流と釣り座のローテーションが行われた。この時間。この放流で活性が上がる事が期待されたが、イン&アウトの釣果は伸びたが池中央付近の釣果はあまり伸びなかった。

 予選8回戦開始前にも途中放流と釣り座のローテーションが行われた。この放流はイン側だけは釣果が伸び、中央付近、アウトはあまり釣果が伸びない結果となった。

 予選全体を通して釣果は『L字』の前半傾倒型のグラフを描く結果になった。また釣果もインアウトの端は良く池中央付近は伸びない結果となった。ヒットレンジは上中底とも満遍なく、スプーン縛りルールの中での総力戦で総合力が問われた予選となった。

決勝

 決勝トーナメントには予選各組上位2名、計24名が進出。準々決勝、準決勝は10分x2ローテーション、決勝戦は10分x3ローテーション6名で行われた。

 決勝第1ローテは左側の活性が高く[16]小川美香選手が6尾を中層から巻き上げてリードする。[1]松田選手も中層レンジから5尾を引き出し、岸際を回遊する鱒に手ごたえを感じる。[42]鈴木選手はボトムで4尾。デジ巻き、巻き上げと各選手ともレンジ選択がばらける展開になる。

 決勝第2ローテになると風の強弱と、雲の通過による光量変化が小刻みに入る状況。どのレンジでもアタリはあるが、上目は甘噛みが多く深いアタリは中層以下が良かったようだ。[1]松田、[16]小川、[42]鈴木3選手が合計7尾で最終ローテへ。

 決勝第3ローテになると一旦風が止んで一旦フラットウォーターに。このチャンスに[49]神田選手がハント04表層で数を伸ばし詰めよるが、[16]小川選手もパーシルのシルエット変更だけでこの回3尾を追加する。結果[16]小川選手が安定した釣果でエリアトーナメント初優勝。女性の優勝者は2016年11月以来、通算5人目。

決勝トーナメントで使用されたルアー

【King of Spoonist】はスプーン縛り
ハント0.4g,0.9g / ハントグランデ1.0g、1.3g / アキュラシー0.9g / サーヴァントスピア1.1g / ハイバースト1.3g / ジキルJr.0.9g / ノアS1.0g / BF0.5g / R134 / シャースフィー0.6g / マルカス1.5g / シャース1.6g / M2 0.6g /ソフィア1.2g / チップ0.6g

入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[16] 小川美香 / OGAWA MIKA

【ロッド】ダーインスレイヴ6’1L (ValkeIN)
【リール】ヴァンキッシュC2000S (SHIMANO) – ファンネル40mm(ZPI)
【ライン】R18フロロ1.5lb (KUREHA)
【ルアー】サーヴァントスピア1.1g (ValkeIN) – [HOOK]SP21#8(VANFOOK) color:パーシル(サンクチュアリ)

【ロッド】999.9ホワイトウルフ62L (RC)
【リール】カーディフ1000S (SHIMANO) – RC SSハンドル(RC)
【ライン】R18フロロ1lb (KUREHA)
【ルアー】M2 0.6g (FOREST) color:パーシル(サンクオリカラ)

 決勝戦は使ってなかった場所の端に入れたので、イキのいいのがいるかな~とシルバー系で入りました。

2位[49] 神田雅貴 / KANDA MASAKI

【ロッド】999.9ホワイトウルフ62MLS (RC)
【リール】18イグジスト1000 (DAIWA)
【ライン】インテグレーションソフト3lb (Newdrawer)
【ルアー】ノア1.8g (RC) – [HOOK]SP31#6(VANFOOK) color:ラッシュボール(PSオオツカ川越)
【ルアー】ノアS1.0g (RC) – [HOOK]SP31#7(VANFOOK) color:青/銀
【ルアー】ハントグランデ1.0g (Newdrawer) – [HOOK]MKS#8(YARIE) color:ピンク

 決勝戦は水面下50cmまでの浅場狙い。決勝3ローテ目は無風時はハント0.4g、風がある時はハントグランデ1.0gを投げました。

3位[1] 松田憲司 / MATSUDA KENJI

【ロッド】999.9ホワイトウルフ62UL-e (RC)
【リール】イグジスト2004 (DAIWA)
【ライン】エステル0.4 (VARIVAS)
【ルアー】アキュラシー0.9g (NABURAYA) – [HOOK]#8 color:心の友よ(トラウトアイランド)

 レンジ中層、手前の回遊狙い

3位[42] 鈴木佑典 / SUZUKI YUUSUKE

【ロッド】カーディフ エクスリード59UL (SHIMANO)
【リール】16ヴァンキッシュC2000S (SHIMANO)
【ライン】エステル0.3号 (RC)
【ルアー】ハントグランデ1.3g (Newdrawer) – [HOOK]MK#8(YARIE) color:油田

 表層か巻き上げを軸に考えていた。どんな展開にも対応できるよう周囲の選手の釣り方に目を配っていた。

優勝者インタビュー

決勝戦

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