エリアトーナメント2022第14戦グリーンパーク不忘は岡野正浩選手がサドンデスを制して初優勝【大会終了】

グリーンパーク不忘 2022

 7月10日(日)に行われたエリアトーナメント2022第14戦グリーンパーク不忘大会の様子をまとめています。決勝戦は同じパターンが続かない総力戦。サドンデスを経て優勝は[20]岡野正浩選手(茨城)、2位[11]柳真一選手(新潟)、3位[25]野口拓也選手(宮城/プロジェクトef )でした。

表彰台

  • 優勝:岡野正浩選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁

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エリアトーナメント2022第14戦 グリーンパーク不忘
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[20] 岡野正浩 OKANO MASAHIRO

【ロッド】ダーインスレイヴ BR-L(ヴァルケイン)
【リール】プレッソLTD2025 (DAIWA) – ファンネル 40mm
【ライン】ES2 エステル 0.3号 (VARIVAS) – フロロ1.5lb (VARIVAS)
【ルアー】シャイラ1.2g(ヴァルケイン) color:ピンク [HOOK]#7

 巻き上げ、巻下げを織り交ぜながら様子見。カラーチェンジは大きく変える

2位[11] 柳真一 YANAGI SHIN_ICHI

【ロッド】イエローウルフ622L(RC)
【リール】18イグジストLT2000S-P(DAIWA)
【ライン】エステル 0.3号 (RC) – フロロ0.6lb (VARIVAS)
【ルアー】ノアJr0.9g(RC) color:オリーブ [HOOK]#7

 表層メインでマイクロスプーン。

3位[25] 野口拓也 NOGUCHI TAKUYA

【ロッド】ホワイトウルフ62MLR(RC)
【リール】14ステラ(SHIMANO)
【ライン】インテグレーションハード 2.5Lb (Newdrawer)
【ルアー】ハントグランデ1.0g(Newdrawer)  [HOOK]MKS#8
【ルアー】バンナ1.4g(Newdrawer)  [HOOK]MKS#7

 スプーンでいくしかない。表層回遊狙い。

予選

 朝の気温20℃、水温18℃、天候は晴れ。今年も天気が心配されたが不忘山をバックに夏の青空が広がる。水色はチョコレート色のマッディ。前日降った雨で沢水が流入し、この状態は終日続いた。予選は5人一組総当たり戦。10分x前後半による勝ち点制で争われた。また例年上池を使用していたが今年は下池で催行された。

 予算第1回戦開始前に恒例となったトラクター放流が入ると、この放流には素直に反応する。放流ポイントとなったC,D,E付近の反応は良く、他は時間差で効いていた。放直色の他にも、マッディコンディションから蛍光ピンクを挿しておく選手も多く見られた。

 予選第2回戦は鱒の活性一服。パターンが2回続かない総力戦の様相に。それでもこの回は1g前後スプーンで引き出す展開。第3、第4は好天もあいまって悶絶状況。特にアウト側の反応は厳しかった。

 予選第5回戦開始前に1回目の予選途中放流と釣り座ローテーションが行われた。この放流で活性は即応せず、徐々に効いてくるタイプの釣れ方となった。6月のカラ梅雨で今年は例年以上に池とストック池の温度差が大きかった事ではないか?という声もあった。

 予選8回戦開始前に2回目の予選途中放流と釣り座ローテーションが行われた。この放流も先ほどと同様に活性が即応しないタイプ。それでも1g以下のスプーンを中心に、1尾を引き出す釣れ方となった。

 予選全体としては同じパターンが2回続かない総力戦。1尾を引き出していく技術が問われた予選となった。

決勝トーナメント

 決勝トーナメントは各組上位2名、計20名が進出。準々決勝、準決勝は1vs1、10分x前後半で行われた。決勝戦のこの時間でも池は茶色のマッディ。またこの頃になると白い雲が増え、時々陰る状況へと変化する。

 決勝戦第1ローテは[25]野口選手がハントG1.0gで表層で取ると、直後に[11]柳選手もBF0.7gで追いつく。中盤頃に[20]岡野選手がシャイラ1.2gで取ると、終盤にかけて[11]柳選手がノアJr0.9gで立て続けに2尾を追加して第1ローテを終える。

 決勝第2ローテは厳しい時間帯。アタリは僅かにあるものの同じパターンで2度続かない状況。角に入った[20]岡野選手が岩付近からなんとか2尾を引き出し[20]岡野選手は[11]柳選手に並ぶ。

 決勝第3ローテは[25]野口選手がバンナ1.4gで岩から引き出し1尾差に寄るが、その直後に[11]柳選手が手前の回遊魚の食い上げの難しいバイトに反応しトップに立つ。だが[20]岡野選手も中盤にかけてシャイラ1.2gの明滅で追加し同点に並ぶ。その後は全体的に反応もとぼしくなりスコアは伸びずタイムアップ。[11]柳選手と[20]岡野選手のサドンデスに突入する。

 決勝最終位置で10分間の2尾先取り決勝サドンデスが行われたが、両者ともに決め手に欠きタイムアップ。場所を変えての1尾先取りルールの再サドンデスに突入する。「不忘のサドンデスに嫌な思い出があった」と後で語った[20]岡野選手だが、開始2分で先取に成功。初優勝を手にして9年前のトラウマを払拭した。

使用されたルアー

ハイバースト0.8g、シャイラ1.2g / ハント0.7g / ハントグランデ / バンナ1.4g / BF0.5g,0.7g / ノアJr0.9g / エイエン / ウィーパー / ドーナ1.0g / シャースFe /
GJ / ザッカー50F / Tクランカップ / ピコチャタクラMD-SS / フラパニ / モカ /

優勝者インタビュー

決勝戦

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