エリアトーナメント2023第8戦みどりフィッシングエリアは上野翔太選手が優勝【大会結果】

みどりフィッシングエリア 2023
 4月16日(日)に行われたエリアトーナメント2023第8戦みどりフィッシングエリア大会の様子をまとめています。決勝戦は強風の中行われました。優勝は上野翔太選手、2位は猪俣広希選手、3位は鈴木響選手でした。

表彰台

  • 優勝:上野翔太選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

PHOTO

エリアトーナメント2023第8戦みどりフィッシングエリア
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[30]上野翔太 UENO SHOUTA

【ロッド】999.9グレイウルフ63ML-e(ロデオクラフト)
【リール】’16ヴァンキッシュ C2000S(シマノ)
【ライン】ES2 0.4号(バリバス)
【ルアー】デカミッツドライ(ティモン)ST#8&ST#7 color:ピンク
【ルアー】パペットサーフェイス(スミス)ST#8&ST#7
【ルアー】ディープクラピー(ラッキークラフト)
【ルアー】2WIN(なぶら家)

【コメント】
 プラではボトムでの組み立てを想定していたが予想を外した。トップゴリ押し。

2位[30]猪俣広希 INOMATA HIROKI

【ロッド】ダーインスレイヴ64IS(ヴァルケイン)
【リール】’19バリスティックFW LT2000SS-XH(ダイワ)
【ライン】アンバーコードS-PET 0.4号(よつあみ)- リーダー0.8号
【ルアー】デカミッツドライ・ラトル(ティモン)クラッチ#8 color:クリア
【ルアー】パペットサーフェイス(スミス)SW21#8&クラッチ#8 color:マルチペレット

【コメント】
 浮いていたのでトップでおしました。沖トップをデカミッツ、手前トップをパペットSで。

3位[41]鈴木響 SUZUKI HIBIKI

【ロッド】999.9キメラ(ロデオクラフト)
【リール】’15ルビアス(ダイワ)
【ライン】エステル 0.35号(ロデオクラフト)- [リーダー]フロロ2.8lb
【ルアー】デカミッツドライ(ティモン)color:ダイゴスケピン
【ルアー】ポゴ(ムカイ)color:美鬼
【ルアー】クロボール2.0g(ティモン)color:しょぼくれキバミチャ

【コメント】
 デカミッツでのバイトは多いが乗せきれずポゴにチェンジ。その後トップで出なくなってきたのでクロボールへ

予選


朝の気温14℃、水温14℃。天候は曇。無風。池色はステイン。オーナー曰く最近のみどりの中ではクリア寄りのコンディション。予選は5人1組のグループ戦を行い勝ち点合計が競われた。

 予選1回戦は開始前に放流が行われたが、どちらかというと活性がアガりすぎない持続タイプの放流回となった。掛けてしまえば落ちずらいみどりフィッシングエリアの30cmサイズが次々に上がっていく。この時間は主に放流カラーのスプーンが使われた。2回戦からはプラグ系も使われ出す。この日は表層もしくはボトムからの巻き上げが良かったようで、各選手とも得意のやり方で数を伸ばしていった。

 予選5回戦は放流と釣座移動が行われた後に開始された。1回戦と同様に熱狂的な活性上昇までには至らなかったものの終始魚がクチを使う。終わってみれば釣座合計で10~15本程度の活性が持続する展開となる。放流スプーンで一巡試された後は、マイクロスプーン、クランク、ニョロ系、ミノー、バイブレーションへ変更と各選手それぞれの組み立てで数を伸ばす時間となる。

 予選8回戦も放流と釣座移動が行われた後に開始された。この時間になると3m程度の北風が出始め、各選手背中から風を受けての釣りとなる。追い風で遠投が効きやすくなり、今まで攻めきれなかった沖目から引けるようになった。また風が出たことで空を覆う雲も取れはじめて天候は晴れへと変化。すると池のへち際で放流残存鱒の回遊が始まり近場や足下でも取り易くなっていった。

 予選全体としては放流に即効性がないものの時間が経ってからジワジワ効いてくるタイプの放流で、中活性が長続きする試合となった。スコアも予選後半にかけて伸びていく傾向となった。普段に比べて池の濁度が薄かったようでミノー系への反応も今日は良かった。表層からボトムまで各選手の持つ引き出しが2つ程度あればどの釣座に当たっても対応できる1日だった。

● 記録室より
予選最多釣果:[36]岡田健太郎選手 43本

釣り座配置

みどりフィッシングエリア 釣座

決勝

 決勝トーナメントへは各組上位2名が進出、32名によって争われた。決勝1回戦から準決勝までは1vs1の10分x2ローテーション。決勝戦は4名によって行われた。この時間は6~10mという強烈な北風。気温21℃、水温も15℃程度まで上昇した。決勝トーナメントは特に放流がなかったが予選中に放流した魚が動き、勝ち上がりでも二桁釣果が頻出するなど活性は上々。決勝戦はB~Dエリアを使用し15分x2ローテーションで行われた。

決勝進出選手:(4名)岡田健太郎鈴木響上野翔太猪俣広希(敬称略)

 決勝戦第1ローテは放流こそなかったものの岸際をまわる回遊魚が次々に入ってくる状況。開始直後1キャスト目からトップウォーターをデカミッツで攻める鈴木選手にファーストヒットが入るが、ほぼ同時に掛けた猪俣選手が先にキャッチ。開始早々乱打戦の様相を呈す。猪俣選手はデカミッツで3本を取って決勝前半をリードする。しかし中盤にかけて徐々に上野選手もデカミッツでスコアを伸ばして逆転に成功する。残り時間6分から出遅れ気味だった岡田選手がボトムで3連取すると、これを見た鈴木選手もボトムに切り替える。終了間際にも上野選手はトップウォーターでスコアを伸ばし2位に2本差で前半を折り返す。

 決勝戦第2ローテは勢いに乗る上野選手がトップウォーター攻めを継続。終始2~3本のリードを維持する。同じトップウォーター狙いの猪俣選手もスコアの伸びは同じペース。なかなか差を縮める事はできなかった。鈴木選手はこの時間はクロボールのリフト&フォールでボトム狙いへシフト。岡田選手もボトムから入り終盤にかけてミノーを挿していくなど変化を試したが追撃は及ばず。結果、上野選手が終始リードをキープし2位に3本差で勝利。2020年高萩大会以来2勝目を手にした。

【決勝トーナメントで使われたルアー】
BF0.5 / ハイバースト / アストラル /
デカミッツドライ / パペットサーフェス / ポゴ / シケイダー
モカDR-SS / パニクラMR / ディープクラピー / ジサクラ / GJ
Gスパーク / タップダンサー / 2WIN / シャインライド

優勝者インタビュー

【お詫び】強風のため音声が乱れております

決勝戦 限定公開版(30分版)

【お詫び】強風のため音声が乱れております

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