エリアトーナメント2023第14戦高萩ふれあいの里フィッシングエリアは上野翔太選手が優勝【大会結果】

高萩ふれあいの里
 6月25日(日)に行われたエリアトーナメント2023第14戦高萩ふれあいの里フィッシングエリア大会の様子をまとめています。今年は2号池を使って行われた決勝戦はプラグ対決の様相に。沖、手前、回遊と巧みに誘い方で釣り分けた上野翔太選手が優勝。2位は青木弘文選手、3位は檜山友貴選手が入りました。

表彰台

  • 優勝:上野翔太選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

天候 茨城・高萩

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エリアトーナメント2023第14戦 高萩ふれあいの里
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[34]上野翔太選手のタックル UENO SHOUTA

【ロッド】グレイウルフ63ML-e(ロデオクラフト)
【リール】16ヴァンキッシュC2000(シマノ)
【ライン】PE0.2号(バリバス)
【ルアー】ウッサXS(ロデオクラフト)黒まんじゅう
【ルアー】デカミッツ(ティモン)クリアー
【ルアー】さかさにょろ(1089工房)スプラッシュグロー

【コメント】
沖は強いアクションで強いアタリ出す。手前は弱いアタリをやさしく掛ける(基本しゃがむ)。回遊が入った時は水面を「ビタ~ン」と叩く感じで入れると魚が振り向いてくれる。

2位[1]青木弘文選手のタックル AOKI HIROFUMI

【ロッド】バリバス62S(バリバス)
【リール】ヴァンキッシュC2000(シマノ)
【ライン】PE3号(バリバス)
【ルアー】デカミッツ(ティモン)クリアー

【コメント】
表層&表層チョイ下

3位[65]檜山友貴選手のタックル HIYAMA YUUKI

【ロッド】ダーインスレイヴ61IS-SSL(ヴァルケイン)
【リール】ルビアスエアリティ(ダイワ)
【ライン】アーマードF+Pro0.2号(DUEL)
【ルアー】ミディアムクラピー(ラッキークラフト)SGトライデントST#8

【コメント】
手前にいる魚はマイクロスプーン(ハント0.7、0.4)で。沖は色々なクランクをローテーションで取った。

予選


朝の気温21℃、水温15℃。天候は曇り。木曜日の大雨で土砂が流入。池は2号池、3号池ともに濁りが取れずに土砂濁りのコンディション。予選は5人1組の総あたり戦。各組10分x前後半のスコアを競い、その勝ち点合計上位2名が決勝トーナメントへと進む形式で行われた。

 予選1回戦は6:30開始。朝イチ放流後の釣り始めとなった。開始直後は恒例となった好活性のスタート。土砂濁りはあったにせよ放流色スプーンで反応の良い放流魚を釣っていく時間。手狭な2号池側は数が伸びるが、広い3号池側はやや釣果が劣る。しかし第2ローテの反応は3号池は反応がいくらか残るが、2号池は大幅に釣果が落ちこむ。2号池は放流釣り切り型。3号池は持続的な釣れ具合で進行した。

 予選5回戦開始前に放流と釣り座移動が行われる。1回戦ほどには釣果が伸びなかったものの、2号池は全体的に、3号池は下手側を中心に釣果が伸びた。6回戦頃から徐々に手前はマイクロスプーン、また遠投のプラグが試され出した。

 予選8回戦開始前に2回目の放流と釣り座移動が行われる。放流密度が濃くなってきた事もありこの回は5回戦の時よりも釣果が伸び、回遊の群れも目に見えて大きなものへと変化していった。今回、予選全体としては比較的2号池の方が釣り易かったようだ。

決勝

 決勝トーナメントへは28名が進出。準々決勝、準決勝を経て決勝戦は7名で行われた。この時間になると時々薄い雲の隙間から梅雨の日差しが差し込む状況へ変化する。また決勝会場となった2号池の土砂濁りも朝に比べて取れてきた。

 決勝戦第1ローテは13:40スタート。ファーストヒットは開始20秒、沖の木陰下を狙った渡邉勝斗選手のRCミディアムクラピー。足元の反転もこなしキャッチ。このヒットを皮切りに各選手にもヒットが入り始める。決勝の時間でも沖、手前と反応が残るコンディション。序盤は平たく各選手とも1尾ずつ取りあう展開となる。中盤頃から「沖は強いアタリが多く出る」と沖狙いの上野翔太選手が徐々に差を拡げ出すが、終了間際に青木選手もパターンを掴み同点に追いつく。第1ローテは青木選手、上野選手が3本を取り、2位に1本差で第2ローテへ

 決勝戦第2ローテは開始直後、関口達也選手がGJで取りトップ争いに加わる。残り8分頃から上野選手は沖に着水直後の連続ヒットで2位に3本差までリードを拡げる。しかし後半に入るとクランクパターンを掴みだした檜山友貴選手、青木弘文選手が数を伸ばし再び混戦模様となる。終了間際には川路浩司選手もさかさにょろで見せ場を作る。第2ローテは上野選手が2位檜山選手に1本差で最終ローテへ

 決勝戦第3ローテは上野選手が足下付近でデカミッツでヒットすると、ショートキャストからの足下狙いに移行。食い上げの難しいアタリにも「手前のやさしいバイトにやさしく掛ける」事に意識した上野選手はバラシなく数を重ねて試合を決定づける。中盤以後は2位争い。ウッサSで押し通した根本選手が2位グループに追いつくが、終盤にかけて得意の表層レンジに集中した青木選手が2位に浮上した。上野選手は手前、回遊、沖で誘い方を変える細やかな釣りで第8戦みどりFA以来となる今期2勝目を挙げた。

【記録室より】
● 優勝した上野翔太選手の高萩大会優勝は2020年大会以来3年ぶり
● 優勝した上野翔太選手は去年に引き続き高萩大会連続表彰台達成
● 2位の青木弘文選手は前回ABA赤城山大会に続き連続表彰台達成
● 3位の檜山友貴選手は去年に引き続き高萩大会連続表彰台達成

優勝者インタビュー

決勝戦 30分ノーカット版 6/29 20:00公開

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