第42回チャレンジカップ・アングラーズベース赤城山大会は大窪龍明選手が優勝【大会速報】

アングラーズベース赤城山
 5月11日(日)群馬県前橋市、アングラーズベース赤城山で『スプーンで巻いて遊ぼう!』第42回チャレンジカップの大会の様子をまとめています。予選から強風が吹き荒れる、風に悩まされるハードなコンディションになりました。決勝は高活性鱒が残る展開となり、大窪龍明選手が優勝しました。

更新は5/13火曜日以後に行います。

表彰台

  • 優勝:大窪龍明選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁(前橋)

PHOTO

第42回チャレンジカップAB赤城山 · Sunday, May 11 📸
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WINNING TACKLE

優勝[113]大窪龍明 / OOKUBO TATSUAKI


【ロッド】プレッソLTD510ul(ダイワ)
【リール】プレッソ2000SS-P(ダイワ)
【ライン】エステル0.25号(ユニチカ)フロロ0.2号
【ルアー】M2_0.6g (フォレスト)ピクセル銀河
【ルアー】ノア1.5g (ロデオクラフト)赤金

【決勝の作戦と回顧】
着水直後の反応が良く、バジングに切り替えた。

2位[117]柴田厚 / SHIBATA ATSUSHI


【ロッド】Tコネクション 60UL-e(ティモン)
【リール】ソアレXR(シマノ)
【ライン】エステル0.25号(–)フロロ0.4号
【ルアー】リクーゼ0.6g (ティモン)

【決勝の作戦と回顧】
表層~中層の回遊狙い

3位[114]上原優 / UEHARA YUU


【ロッド】Tコネクション 60SUL(ティモン)
【リール】エアリティ STLT(ダイワ)
【ライン】S-PET0.25号(エクスブレイド)フロロ0.5号
【ルアー】リクーゼ0.6g (ティモン)AG#10
【ルアー】BF0.6g (ロデオクラフト)#9

【決勝の作戦と回顧】
中層レンジを毎投ずらしながら

予選


 気温15℃、水温12℃。池は底は見えるものの浮遊物が多く混じる。雨上がりの翌日で赤城山の緑もくっきりと見える晴天ではあるものの、朝から3~8m程度の強風が吹き荒れる厳しいコンディションの中で行われた。予選はスプーンオンリールール。3人1組を2セットの勝ち点で競われた。

 予選1回戦は放流回。まずは放直色のスプーンから探られたがスタート直後から放流魚の動きが定まらず、まずまずの滑り出し。上から順にレンジ一巡探られた後は徐々に居つきの魚狙いに切り替える。この時間は金系、蛍光色系、メタリック色系を選択する選手が多かった。2回戦、3回戦頃になると回遊魚が回り出し、1人が釣れると並びでパタパタと釣れるシーンもよく見られた。また強い横風でラインが煽られる影響なのか、この時間は鱒の喰い損ねが目立ち、スレがかりや針が残らないバイトが多くみられた。

 予選4回戦は組み替え抽選の後の放流回。この回の放流魚はスタート直後から終始良い反応を見せる。この時間は魚の喰い方も1~3回と比較して非常に旺盛。しっかり口に掛かりロスなくスコアも大きく伸びた。その後の第5回戦、6回戦になると反応は徐々に薄れてきたものの、目に見えて魚が上ずりだす。着水直後に少しでも魚が暴れると魚が渦を巻いてナブラが立つ春のAB赤城山らしい状況も各所でみられた。この時間からは金残し色系の他、挿し色でも放流系スプーンなども使われるなど、かなり強気でイケイケな時間となった。

 予選全体では強風の影響でキャストで流されやすい状況となった。1~3回戦は放流で大きく伸びない展開で淡々と釣りつつ、時より入ってくる回遊をモノにする時間。一方で4回戦からは一気に喰い方の傾向が変わり、着水直後の上めで取って数を伸ばしていく予選となった。春の魚が溜まったアングラーズベース赤城山。魚影の色濃さが目立つ予選となった。

決勝トーナメント

決勝トーナメントは12名が進出、準決勝は1vs1で10分X前後半で行われ、決勝戦は6名が進出。10分x3ローテーションで行われた。この時間は気温21℃、水温13℃まで上昇。依然3~10m程度の強風。準決勝開始前に放流が入り、決勝戦エリアである西側釣り座は準決勝戦では使用しないコンディションで行われた。

【決勝戦の並び】
鈴木翔大|今泉理樹|柴田厚|大窪龍明|上原優|福島敬大
※敬称略
【追加釣場レギュレーション】
樹脂系スプーンNG、スピン系スプーンNG、0.5g以下NG

決勝戦第1ローテ、ファーストヒットは開始30秒でフォルテ09の鈴木選手に入る。その後ノア15の大窪選手も1本を取って、各選手ともマイクロスプーンに移行する。この時間、中~下層を狙った上原選手はリクーゼで1本目。中盤にさしかかる時間帯で柴田選手はリクーゼ06で表層で1本目。残り3分で今泉選手が取った頃から活性があがりだし、大窪選手、柴田選手にヒットが入りだし両選手が4本を取りあって第2ローテへ。

決勝戦第2ローテは場所移動の後に開始。北側に移った大窪、柴田選手は早々に1本ずつ追加して突き放す流れになるかと思いきや、その後は回遊も入り各選手ともスコアを伸ばし差を縮める。中盤を過ぎた頃から大窪選手はバジングで好感触を得て一気に9本まで伸ばす。

決勝戦第3ローテは場所移動の後に開始。この時間南側に移動した大窪選手は伸び悩む中、柴田選手がジワリジワリと差を縮める。

(更新をお待ちください)

【決勝戦で使われたルアー】
ノア1.8g、バンナ1.7g、ノア1.5g、フォルテ0.9g、デイジー0.8g、M2 0.6g、リクーゼ0.6g、BF0.6g、
サーバントスピア(重さ不明)

優勝インタビュー 5/14 12:00公開

決勝戦 5/16金18:00公開