エリアトーナメント2010第24戦フィッシングフィールド中津川大会は佐藤卓司選手が優勝【大会結果】

中津川

 12月5日(日)神奈川県愛川町、フィッシングフィールド中津川で行われたエリアトーナメント2010第24戦の大会の様子をまとめています。優勝は佐藤卓司選手(愛知)、2位は伊藤雄大選手(静岡)、萩原茂雄選手(神奈川)でした。

大会の様子

  • 優勝:佐藤卓司選手

  • 2位:伊藤雄大選手

  • 2位:萩原茂雄選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

大会成績・データ

大会写真[GOOGLE PHOTO(外部リンク)]
当日の天気[気象庁(外部リンク)]
大会レイアウト

優勝インタビュー

放流シーン、ビッグウェーブ、放直

予選・決勝

 気温5℃。12月の中津川は冬を感じさせる朝。それでも風はなく、太陽が出ているためか去年ほどは寒くない日。予選は釣り池を[Aエリア:上流側][Bエリア:噴水付近][Cエリア:下流側]に分け、各エリア25分x6ローテーション(釣り3回・審判3回)の総釣果で競われた。

 予選第1ローテは放流が入り釣れる時間になる。下流側[Cエリア]に入った伊藤雄大選手の26尾を筆頭に下流側の釣果は伸びる。一方で上流側[Aエリア]は魚の入りが薄いのか厳しい展開。偏りがでる放流となった。続く第2~3にかけてはボトムやクランクでポツポツと釣っていく展開となる。

 予選第4ローテ開始前に途中放流が入るが、この放流は朝の回にくらべて池全体で釣れる放流となったが、放流魚の全部を釣りきる程は伸びなかった。第5~6ローテもまたポツポツ釣れ続く展開となる。

 決勝戦は予選各組上位4名、計24名が進出。A、Bエリアに再編して25分x2ローテーションで行われた。今年は決勝前放流こそなかったものの前半25分はボトムなどを中心にポツポツと数を伸ばす展開となる。後半もボトムで数を積み重ねる展開となるが、決勝戦終盤にさしかかると12月の低い太陽は中津川の周囲を囲う山影に入り、一気に薄暗くなる。国道側の山影に太陽がさしかかった瞬間、山の稜線の木々の影が中津川の池にスッと伸びる。すると山影に入り薄暗くなったエリア付近の活性が突如として上がりだす。一番早く山影にかかった下流側[Bエリア]南端にいた[5]佐藤卓司選手が、この時合の変化に気づき終盤一気にスパートし逆転に成功。前大会に続き2連続優勝を達成した。

記録室より

● 57名参加 予選Wジャッジ方式 25分x3回 ※各組上位5名が決勝へ
● 予選最多釣果 36本(C前半組 10 伊藤雄大)
● 予選各組ボーダー A前13本/A後18本/B前21本/B後22本/C前25本/C後11本
● 予選釣果919本 (0.2150fppm) 平均16.1本
● 決勝ラバーネット方式 24名が進出50分 決勝釣果196本(0.1633fppm) 平均8.16本
● 放流は前日放流・予選途中放流を実施。

● 優勝した佐藤卓司選手は2011年ジュネス大会以来通算6度目の優勝
● 優勝した佐藤卓司選手は2011年ジュネス大会に続き連続優勝を達成(大会史上6人目)

過去の大会

【傾向】
 川水使用のため換水は早い。前日の降雨、上流の宮が瀬ダム放水などでも状況が変化する。放流は軽トラック運搬によるバケツ放流。放流魚は早い時間から反応するが釣り座によって放流ムラがでる時がある。放流魚対策、地の魚対策が必要。

エントリーページ

管理釣り場ドットコム・エリアトーナメント2010第24戦
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