エリアトーナメント2019第11戦サンクチュアリは指宿侑帆選手のとっておきクランクが終盤の決め手に!【大会結果】

サンクチュアリ 2019

 6月9日(日)三重県いなべ市、フィッシングサンクチュアリで行われたエリアトーナメント2019第11戦(第330回大会)の大会の様子をまとめています。指宿侑帆選手がこの日手ごたえがあったクランクを敢えて決勝後半まで温存。後半一投一尾で数を伸ばし大差をつけ優勝。今年3勝目を挙げた。2位は岡本直樹選手、3位は沖田智洋選手、中山晋一選手でした。

大会の様子

予選の展開

サンクチュアリ 2019

 朝の気温は18℃。週半ば30℃を超える日が続いた後のため肌寒ささえ感じる朝。天候は曇りから小雨。池の状況はサンク3号池特有のクリアウォーターながらも、大会前日に吹いた風速6~7m前後の突風の影響で周囲の木々の葉が落ちて水面は浮遊物の多い状況下での予選となった。予選は6人1組の総当たり戦によって争われ各組上位2名が決勝トーナメントへ勝ち上がりとなった。予選の1回、6回、11回は放流が入り、恒例の放直カラーのスプーニングで数釣り勝負。放流1回目はアウト側が良く、6回目は逆にイン側、11回目は平均的という結果となった。放流回以外も活性は残り、各選手がそれぞれ得意とする釣りで数を伸ばす時間帯となったが、この日は葉っぱ等の浮遊物が多く中層レンジの引きの釣りは難しく、釣り座によってはボトムあるいは見える位置でサイトでの釣りなど極端な釣りを余儀なくされた。しかし予選後半にかけて浮遊物が少なくなってくると横方向の釣りもしやすくなりアンダー1gやクランクなども遅れて効き出す展開となった。

決勝の展開

サンクチュアリ 2019

 決勝トーナメントは各組上位2名、計16名が進出した。準準決勝、準決勝を4人中2人上がりを経て決勝戦は4名で行われた。決勝が行われた14時頃は雨が一時的に強く降ったものの後半にかけて徐々におさまっていく。決勝戦前半は[22]指宿選手、[41]岡本選手がともに6本を釣り後半に折り返す。後半に入り[22]指宿選手はこの日手応えのあったクランクをあえてここまで封印し、ここで開放する作戦に出る。すると表層引きがハマりほぼ一投一尾の状態が続き後は引き離す一方。後半13本を追加し合計19本と大差で優勝。今年3勝目を挙げた。

優勝者インタビュー

決勝戦の様子

大会ページ

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