エリアトーナメント2024第8戦五頭フィッシングパーク春は鈴木響選手が優勝【大会結果】

五頭フィッシングパーク

 5月19日(日)に行われたエリアトーナメント2024第8戦五頭フィッシングパーク春大会の結果をまとめています。大会総釣果約3000本と終日スプーンを中心に釣果が伸びた1日でした。優勝は鈴木響選手、2位は平野有基選手、3位は神内真理子選手でした。

表彰台

  • 優勝:鈴木響選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁(新津)

PHOTO

エリアトーナメント2024第8戦五頭フィッシングパーク春
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[145]鈴木響選手のタックル Suzuki Hibiki

【ロッド】ホワイトウルフ606L-e アニバーサリー(ロデオクラフト)
【リール】23エアリティST LT2000-P(ダイワ)
【ライン】強靭エステル0.25(ユニチカ)LEADER:プロバージョン-Vヘラハリス
【ルアー】GRAVITY1.65 (DeepParadox)COLOR:自塗り/HOOK:AG#7

【コメント】
 取れる魚をグラビティで取り、途中デカミッツ等を挟んで休ませて、またグラビティを投入。

2位[166]平野有基選手のタックル Hirano Yuuki

【ロッド】ブラックヴェスパイン6.1L-H (ValkeIN)
【リール】18イグジスト2000S(ダイワ)
【ライン】エステル0.4(東レ)LEADER:東レ
【ルアー】ノア1.8g (ロデオクラフト)COLOR:サイレントイグニッション/HOOK:ハニカム
【ルアー】シャイラ1.2g (ValkeIN)

【コメント】
 決勝はスプーンで釣れるだけ釣る事だけを考えました。第1ローテはシャイラ1.2g。第2ローテは反応が今一つでプラグを挿しで入れて様子みつつ、第3ローテは下目をノア1.8gで取りました。

3位[130]神内真理子選手のタックル Kamiuchi Mariko

【ロッド】イエローウルフ61L-e (ロデオクラフト)
【リール】ヴァンキッシュ(シマノ)
【ライン】エステルD-PET03(よつあみ)LEADER:東レ
【ルアー】シャース1.9g (サウリブ)
【ルアー】ウッサ (ロデオクラフト)
【ルアー】ジサクラ (シト)

【コメント】
 準決勝でウッサとジサクラのローテが良かった。決勝も引き続き同じローテーションで。

予選


 朝の気温15℃、水温15℃。天候は晴れ。新緑に衣替えた五頭連峰。5月のさわやかな気候の中、予選は始まる。予選は5人1組総当たりで行われた。

 予選1回戦は開始直後から放直スプーンでの放流合戦。着水直後からの巻きで手返しを競う展開となる。第2~4ローテも徐々に活性を落としながらも基本は放直スプーンベース。レンジやスピードを調整しながらの釣りとなる。

 予選5回戦開始前に釣り座ローテーションを行う。この時間になると薄く1枚掛かっていた雲も取れて強い5月の日射が池に降り注ぐ。気温26℃、表面水温も16℃と上昇をはじめる。環境の変化はあったものの依然として放直色スプーンの対戦が続く。第6~7ローテ頃になるとようやく金残しセカンドが試され出す。

 予選8回戦開始前に釣り座ローテーションを行う。この時間になると流石に反応は落ちてきたものの、水の流入がある四隅では二桁釣果も出る釣り座もあった。

 予選全体として前日営業終了後放流のみで途中放流はなかったが、ほぼスプーンだけで通せる試合が続き高活性が持続した予選となった。表層からボトム、沖から手前まで、どこの位置でも満遍なく魚が散っておりどの位置でヒットが見込めた。

【記録室】
予選総釣果:2564本
予選最多釣果:63本 [129]佐藤輝一 選手

決勝トーナメント

 決勝トーナメントは予選各組上位2名。計28名が進出し、準々決勝、準決勝は1vs1による10分x2ローテで行われ、決勝戦には7名が進出した。この時間は気温27℃、水温17℃のコンディションへと変化していた。予選の好調を持続し勝ち上がりもハイスコア決着が続出した。

 決勝第1ローテは大会最終盤のプレッシャーと初夏の日差しによる温度上昇で低調な立ち上がり。まずはサーチの時間。平野選手が『シャイラ』1.2gでファーストヒットを取るも後が続かず静かな立ち上がり。後半にかけて事務所側端に入った北沢選手が『ジサクラ』で3本を取り逆転に成功する。平野選手、鈴木選手が1本差で続く。

 決勝第2ローテは国道を挟んで離接する自衛隊基地のパラシュート降下訓練で空が騒がしくなる。しかしヘリの轟音で魚が驚いて動いた事で魚の回遊がはじまりスコアシートが慌ただしくなる。序盤で鈴木選手が『グラビティ』で逆転に成功する。中盤頃から平野選手は『ワウ』、斎藤選手は『ノア』1.8gのボトムトレース、神内選手は『ウッサ』で沖の表層狙いなどで釣果を伸ばすと鈴木選手は再び集団に呑みこまれ混戦状態で第3ローテへ。

 決勝第3ローテ、今度は『デカミッツドライ』に切り替えた鈴木選手が再び1歩リードし終盤までトップをキープする。平野選手もノア1.8gのボトムトレースでついていく展開。南澤選手も『リクーゼ』1.0gで数を伸ばす。鈴木選手僅差リードで迎えた残り3分、突如として活性があがり各選手ともヒットが連続する状態になる。この突然の乱打戦でスコアは大きく動く。残り時間1分で平野選手が逆転するが鈴木選手も1本を追加し、しぶとく「何とかくらいつく」とそのままタイムアップ。サドンデスへもつれこむ。

 決勝サドンデスは選手申し合わせにより先取り2本ルールで行われた。結果、鈴木選手が4分半で2本を先取して勝利。地元であるが本人は苦手とする五頭フィッシングパークで通算2勝目を挙げた。

優勝者インタビュー 5/20 20:00公開

決勝戦

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