管理釣り場の対象魚

サクラマス

 初心者にも分かり易く簡単に管理釣り場の対象魚を説明します。より詳しく、知りたい方は魚のイラストをクリックしてください。

ニジマス・サケの仲間(サケ科タイヘイヨウサケ属)

レインボウトラウト(ニジマス)

 北太平洋原産。日本ではニジマスとしてなじみの深い外来魚。黒い点が全体にある。管理釣り場の主役の魚。

スチールヘッド

 レインボウトラウトの降海型。 海で育つ事で体高がよりいっそう出て、パワフルなファイトをするようになる。

ドナルドソン

アメリカ、ワシントン大学名誉教授、ドナルドソン氏が全米より優秀な種苗を集め35年を費やして作った選抜種。驚異的な成長スピードを持つニジマス。ニジマス界のサラブレッド。

アルビノ(ニジマス)

 突然変異で色素の抜けたニジマス。管理釣り場では目印になる魚。

ヤシオマス

 栃木県水産試験場で染色体を操作してつくったニジマス。すべてメスとして成長するが卵を持たないため、卵に栄養を取られることなく2~3キロまで成長する。名前は栃木県の県花ヤシオツツジから。ご当地ブランドニジマスの草分け的存在

コーホーサーモン

 ギンザケ。はげしくジャンプしたりするので釣りの対象魚としては面白い。口がやや堅いのでフッキングしずらい。大きく育ったものは荒巻鮭なので食用としても大変人気がある。

ヒメマス

 降海型はベニザケ。地域名でチップとも呼ばれる。食味は一番良いとされているが、味が落ちるのも早いとも言われている。どちらかというと管理釣り場の魚というよりはフィールドの対象魚。阿寒湖、支笏湖、十和田湖、中禅寺湖、芦ノ湖、西湖、本栖湖、青木湖で釣れる。

ヤマメの仲間(サケ科タイヘイヨウサケ属)

ヤマメ

 好奇心は高いが警戒心は強いので釣るにはむずかしい魚。楕円形のパーマークが特徴。

サクラマス

 ヤマメの降海型。海に出て成長することでパーマークが消え、体中が銀化(ぎんけ)する。

アマゴ

 神奈川県酒匂川を北限に西日本に生息する。ヤマメと同類だが、体中の朱点が特徴。

サツキマス

 アマゴの降海型。サクラマス=サツキマスだがサクラマスに比べて海に出ている期間が短いため、最大長はサクラマスより小さい。

イトウの仲間(サケ科イトウ属)

イトウ

 元々は北海道にしか生息しない魚であったが、「幻の魚」として釣り人の人気が高く、また養殖も比較的簡単な事もあり、本州の釣場にも積極的に放流されるようになった。国内の淡水魚では最大級の大きさまで成長する。

イワナの仲間(サケ科イワナ属)

イワナ

 管理釣り場の放流魚はほとんどがニッコウイワナという種類。冷水を好み、強い流れの中や岩のまわりに住んでいることが多い。ダッシュ力に優れている。

レイクトラウト

 主に北アメリカ北部に分布する淡水性のイワナの一種。日本国内では1966年にカナダ・オペオンゴ湖から栃木県・中禅寺湖に移植されている。ボートフィッシングのトローリングや陸釣りでも釣る事が出来る。

ブルックトラウト(カワマス)

 アメリカ東部が原産地の移入種。悪食でルアーでもフライでもよくつれる。黄色い斑紋と赤点があるのが特徴。

ブラウントラウトの仲間(サケ科タイセイヨウサケ属)

ブラウントラウト

 北大西洋原産の魚。移入種。口が大きく捕食に優れ、岸際を回遊する。

シナノユキマスの仲間(サケ科コレゴヌス属)

シナノユキマス

 ポーランド原産のサケ科の魚。1975年に長野県水産試験場佐久支場が世界で初めて事業規模での完全養殖技術を開発した。1983年 当時の県知事により「シナノユキマス(信濃雪鱒)」と命名された。国内では長野県の立岩湖、青木湖、松原湖、白樺湖などに放流されている。

その他交配種

雑種第一代(F1)

● タイガートラウト …ブルックとブラウンの雑種第1代

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