魚止め(うおどめ)

魚止め 堰堤

釣り用語の魚止めとは?

釣りの用語

[ 釣り場 ]
魚がこれ以上遡上できないような高い滝や堰堤。

解説

堰堤

 イワナなど渓流魚は上流に登ろうとする習性があります。こういった渓流魚は本流から支流へ遡り繁殖活動を行います。渓流魚は多少の段差(70~80cm程度)は簡単にのりこえてしまいますが、砂防ダムや滝などどうやってものりこえられない滝を「魚止め」と呼びます。段差のある前のプール域は魚の溜まり場となり釣りの一級ポイントになります。

白泡の中を

イワナ

 堰堤下の魚止めでヒットした25cmイワナ。堰堤下の白いアワの中を横に引いてみると魚が出る事が多い!渓流などでも効率よくいくなら堰堤めぐりという手もある。ただこういった場所は入渓するのに段差が多いので日ごろの運動神経の鍛錬と注意力が必要です。

魚止め 画像

  • 魚止め

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遡上する魚に配慮した堰堤

 近年、渓流魚の減少について研究がされています。渓流魚減少の原因は、大きな堰堤が渓流魚の遡上を遮ってしまう事も一因では?と環境に配慮された堰堤が作られるようになっています。

魚が遡上しやすい堰堤

低い堰堤
 人間の腰丈くらいの高さの堰堤なら渓流魚の遡上は容易

堰堤
 スリットが入った段差が付いている堰堤なら魚も遡上しやすい

扇型堰堤
 扇形に広がる堰堤

管理釣り場やC&R区間では?

 渓流釣りができる管理釣り場、またはC&R区間(キャッチアンドリリースくかん)では堰堤が上流端に設定される事が多い。

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